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2006年6月22日 (木)

安産する話

 わが家の子供たちは、4人のうち2人が自宅出産、つまり病院に入院することなく自宅で誕生しました。

 自宅出産するようになったのには、次のようなエピソードがありました。

 当初は、長女を出産する折に紹介された、80歳代の難波さんというベテランの助産婦さんが助産院を開院していましたので、そこに入院して出産する予定でおりました。

 ところが、初めての出産で、しかも予定日まで一週間ほどゆとりがあったことで油断していると、私が仕事に出た後、家内は突然、産気づいたのでした。

 家内は横たわったまま、ふと壁を見上げると、生長の家の教えの言葉を記した日訓が目に止まったそうです。

 すると、「1日 人間は日々新たに生まれる」 と書かれた言葉が、眼に飛び込んできたそうです。そして、次のような解説が、この言葉の後に書かれていたのでした。

「新しき朝を迎えて、わが心に神の光り射し入り、過去の一切の暗黒はわが心の中から消え去ってしまったのである。 神の光明輝く愛がわが心の中に照り輝くが故に、環境はわが心の影として、神の輝く愛がわが家にも充満し、平和と喜悦と調和と安心感とがわが家庭の隅々にまで行き亘っているのである」。

 この言葉を繰り返し拝読し、感謝の思いに満たされていると、私たちの仲人をしてくださった宇治別格本山の楠本加美野講師の奥様が、連絡もしていないのに、突然来訪され、自家用車に家内を乗せて、産院まで運んでくれたのでした。

 そして産院の玄関に着いたとたん、長女は、家内が着用していたタイツの中に、ふんわりと生まれ落ちたのでした。

 楠本先生の奥様は、このとき、赤ちゃんの黒々とした眼と、ご自身の眼とがぴたっと合ったそうです。助産婦さんにこのことをお話すると、前世からの深いご縁があったのでしょう、とのことでした。

 そして3年後、家内が次女を身籠もったとき、長女が出産したときの様子を覚えていた助産婦さんが、自宅での出産を勧めてくれたのでした。

 ところが次女は、出産予定日より一週間過ぎても、生まれる様子はありませんでした。

 翌、18日早朝の午前4時ごろ、「産気づいたらしい」と云うことで、起こされた私は、さっそく助産婦さんを迎えに行きました。

 小一時間ほどして、助産婦さんと一緒に自宅に到着してみると、びっくりしたことに、すでに家内はぶじに出産を終え、生まれたての次女は母親の脇ですやすやと眠っていたのでした。

 あとで家内にそのときの様子を聞いてみると、傍らで見守っていた私の母親や、自分を取りまく全てのものへの感謝の思いが次から次へとあふれてきて、そうこうしているうちにツルリンと生まれたということでした。それぞれ生まれてくるのに、一番いい「時期」というものがあるのでしょう。

 また、その3年後、長男の時には、お世話になっていた助産婦さんが、90歳を越えて高齢で廃業されたため、彼女の後輩が勤務している病院で出産しましたが、さらに3年後の次男の時には、東京に転勤しておりましたので、八王子の「ひとみ助産院」という産院を開いている若い助産婦さんの協力を得て、再び自宅にて出産させていただきました。

 こうして長女の誕生以来、10年ほどの間に4人の子宝に恵まれることができました。

 生長の家では「人間は神の子である」と教えられておりますので、私たち夫婦は一人一人の子供たちを、神の子さんが多くの人々を幸せにする使命を持ってこの世に生まれてきたものと感謝して迎えさせていただきました。

 また、生長の家を信仰している家内の父親も、『甘露の法雨』という生長の家の教えが現代のコトバで書かれたお経を、一文字一文字まごころ込めて、孫が新たにお腹に宿る度に腹帯に写経をしていましたので、家内は毎回それをお守りにしてお腹にまいていました。

 家内の出産が全て安産だったというのも、多くの人たちの愛に護られていたお陰だったと思います。

 近頃は、出産のための費用が無いなどの経済的理由で、子供をおろしてしまうケースもあるそうですが、人間が生まれるということは、一人一人が神様から授かった尊い使命を表現するために生まれてくるのですから、親たちの経済的な都合などで堕胎するようなことは、決してしてはならないのです。

 仏教では、人間は福田(ふくでん)を持って生まれてくると言われています。

 福田とは、福の田圃(たんぼ)という意味ですが、これは神様・仏様の世界にある無尽蔵の価値を一人一人が携えて、生まれてくる、という意味なのです。

 その子が生まれるということは、家族を幸せにするだけではなく、家族の住む地域や関係する人々、さらには国や世界をも明るく照らすために生まれて来るのです。

 なぜなら、その子の命を通して、神の国・仏の国がこの世に出現するからです。

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