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2008年4月28日 (月)

聖胎長養

友人から届いた手紙への返信です。

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合掌、ありがとうございます。

メールを拝見させていただき、貴方様の魂が、ますます無限生長をされていることを嬉しく拝察させていただいております。

神様以外にはない世界のなですから、不完全と見える教育法も教師も、病気も、これらの一切のもの(つまり不完全な現象)は、本当は相手にする必要はないのです。
(相手にして認めていればいつまでも不完全な状態が付いてまわるのです。それが心の法則です)

ですから実相を直視するとは、「神様の世界に入ってしまう!」ということです。

つまり、私たちの生活が、神様のみを相手にした生活となり、私たちの住む世界が、神様のみを相手にする世界となることです
神様の世界は、智慧、愛、生命に満ちた大調和の世界であり、すべての人間は「神」であり、「仏」そのものなのですから、私たちは、「ただただ拝む」こと、「ただただ感謝する」こと以外にない(つまり完全なる全托、自我の完全放棄、感謝礼拝三昧な)のが「実相直視」なのです。

しかし、これには「慣れ」が要ります。谷口雅春先生も、「悟りに慣れる」のに時間を要した、ということをどこかのご著書で回想されています。
仏教などでは、これを「聖胎長養」といって、悟りの最後の段階の重要な修行と位置づけています。

あせることなく、うまずたゆまず「聖胎長養」してください。
はじめのはじめから、光明一元の世界なのですから、それを信じて、その世界に生まれ変わることが「人間・神の子」の誕生であり、「一人悟れば九族天に生まれる」ということです。

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