天に満ち、地に満ちて
昨夜、眠りしなに内観しているとき、天地の万物はそのまま完全円満なる光りであるということに、あらためて気付かせていただいた。
私たちは、力むことなくそのまま素直に天地の万物を拝ませていただくだけでいいのである。
そのまま皆、完全円満なる神の子であり、そのままはじめから救われている。
それが天地万物の実相である。その実相を素直に拝むだけでよかったのである。
それ以外に近道も、回り道も、寄り道もなく、どの道を通ろうとも、どの道に迷い込もうとも、そこがそのまま天国浄土であり、真理への道であり、実相世界そのものの光りの中をあゆんでいるのである。
私たちの内なる光りは天に満ち、地に満ちて、そのまま天地万物は救われており、そのまま極楽であり、そのまま此処が高天原であり、そのまま此処が仏国土であり、職場が、学校が、組織が、家庭が、天地の森羅万象が、そのまま実相浄土の聖なる輝きを放っているのである。
久都間 繁
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コメント
先日は私のコメントにご丁寧に答えてくださってありがとうございました。感激しております。
また、今日の記事も素晴らしく、御文章がしみじみと沁みわたります。今日の(紙の)日時計日記に写させてくださいませ〜〜〜。いつもありがとうございます。
投稿: シコク嫁 | 2009年8月26日 (水) 12時28分
シコク嫁さま
この文章は、堀さんが数日前にブログに書かれた「自分の観が変われば全ては今そのままで成就する」の文章に触発されて、現象の背後にある世界をしみじみと観じていたときに見えてきたことを表現したものです。
シコクさんはじめ、神想観が好きな皆さんには馴染み深い世界ではないでしょうか。
投稿: 久都間 繁 | 2009年8月26日 (水) 18時04分