「ほったらかし農園」のハーブ〈チェリーセージ〉
この花、サルビア・ミクロフィラ(チェリーセージ)の一品種で、ホットリップスというメキシコ原産の宿根草です。
ご覧のように、花びらがチェリーのように真っ赤になることから、チェリーセージとも呼ばれています。
最初は、害虫から野菜を守るためのコンパニオンプランツとして植えたものですが、可愛い花びらとは裏腹に、春になると雑草のようにたくましく次から次へと枝が伸びてきて野菜の生育の邪魔をするので、私は毎年、キュウリの苗を植える時期に剪定ばさみでバッサバッサと枝を切り払っています。それでも、彼らの勢いは一向に衰えることなく、毎年じわじわと株を広げています。
しかし、無農薬でも野菜が元気に育っているのは、確証はできませんが、もしかしたら彼らのお陰なのかもしれません。
春から秋にかけて、たくさんの小さな花を咲かせ、そのすゞやかな香りは好感が持てます。花瓶に活けても楽しめますが、うっかり数日放っておくと細かな花びらを一面に散らしています。
ちなみにわが家の子どもたちは、この花の花びらを摘んで蜜を吸うのが大好きで、「とても甘い!」と語っています。
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