休日に「ほったらかし農園」でトマトを収穫していたら、その脇でひっそりとマロウが咲いていました。
マロウは和名をウスベニアオイというハーブの一種で、ご覧のように可憐な花を咲かせます。
この花は、数年前に母が植えたもので、調べてみたら、ハーブだけに茎や花はお茶やサラダに、葉っぱは天ぷらにして食べることができるようです。しかし、そんなことをすっかり忘れ去ったまま、今年も夏が過ぎていく「ほったらかし農園」です。
高いポテンシャルを秘めたマロウですが、彼女は密かに蝶や蜂たちを養うことで充足しているようにもみえます。でも、天ぷらにしたら意外と美味しいのかもしれません(^^;
コメント
楽しませて頂いております。
ありがとうございます
とっても美しい花の葉が、天ぷらになるとは、素晴らしいですね。
庭の草花はけっこうなんでも、天ぷらになるようで、実母は草むしりした葉っぱをあげています。どれが食べられるのかわかるのがすごいです。
わからない私は、天ぷらにするために、ゆきのしたを実家からもらって増やしています。(増えています?)
花も野菜も全然わからないまま、芽の出るものは何でも育ててしますが、ちゃんと、もっと勉強して育てたいなあとも思います。
投稿: うっち~まま | 2009年9月12日 (土) 20時00分
私の母は実家の静岡と東京のわが家とを行ったり来たりしながら暮らしていますが、うっち~さんのお母様のように、野の草花のことをよく知っています。
例えば孫たちと一緒に野山に行くと、急にスイッチが入っていろいろな草などを袋に摘み取って、乾燥させて薬にしたり、実を摘んで孫に食べさせたり、庭に植えたりしています。
都市化された私たちの時代は八百屋やスーパーで食材を買うのが当たり前になっていますが、ほんの数十年前までの日本人は、ことに里山のあるような田舎では自分たちで野菜を育てたり野山から収穫することが、千年以上にわたってごく当たり前の生活だったのかもしれませんね。
これからの時代、もしかしたら近代になって急速に失われた野草の知識をはじめ、いろいろなご先祖の智慧を蘇らせる時期に来ているのかもしれません。
投稿: 久都間 繁 | 2009年9月13日 (日) 17時14分