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2009年10月10日 (土)

神様からの授かりもの

 与えられた仕事やお役目を無事に全うするために、「失敗しないように」と思えば思うほど、気持ちばかりがあせって、自分や周りの期待に反して、うまくいかない場合があるものだ。

 

「失敗しないように」と私たちが願うことは、それは実は、私たちの内にある大成功が現れ出ようとしているのである。つまり内にある完全円満なる世界が、内にある黄金の人生が、自分で溢(あふ)れ出ようとしているのである。

 

 しかし、内なる宝庫に注目することなく、「しくじる」ことばかりに注目して、「このままではいけない、なんとかしなければ」と、より正確に、より着実に、より仲良く、などと努めれば努めるほど、ふるまいは、ますますぎこちなくなり、挙げ句の果てに癇癪(かんしゃく)などを起こしたり、自暴自棄になって途方に暮れたりするのである。なぜそうなるのかと言えば、それは外見を良くする(現象を整える)ことばかりに捉われているからである。

 

 良いのは外見ではない。良いのは私たちの内にある「実相」のみである。実相のみが真・善・美の宝庫なのである。そこに注目しないで、ありもしない「外見(現象)」をいつまでも握っていたのでは、「しくじらないように」と努めれば努めるほど、心の奥底で「自分は不完全だ」との認識を深めていることになり、それではいつまで経っても不安と混乱とが人生につきまとうことになるのである。

 

 私たちは「しくじらないように」と思う前に、その仕事や使命がどんなにつまらないものに見えたとしても、それは偶然にやってきたのではなく、今の自分に遂行できる最良のご使命がめぐって来ているのだから、内なる真・善・美をもって、誠心誠意努めさせていただけばよいのである。しくじる、しくじらないは、内なる真・善・美をもって臨むか、臨まないかに懸かっているのであり、真・善・美のまことをもって臨めば、決してしくじるようなことはないのである。「背水の陣を敷く」とは、内なる真・善・美、つまり「まこと」をもって事に当たるということである。

 

 今、目の前にあることに誠心誠意努めて取り組めば、そこに「実」(まこと)が顕れるのである。つまり「まこと」とは、実相のことである。「まこと」すなわち実相があらわれれば、その仕事には自ずと智慧・愛・生命・喜び・供給・調和が具現するのである。

 

 これは仕事だけではなく、勉強にも、対人関係にも、治病にも同じことが言えるのである。利害や打算のことを考える以前に、先ずその仕事を愛し、課題(テーマ)を愛し、相手を愛し、お預かりしている私たちの心身を愛し、これら全ての人やものや事を無条件に愛することである。なぜなら、すべては、神様からの授かりもの以外の何ものでもないからである。

 

 久都間 繁

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コメント

合掌、ありがとうございます。

この間は繁栄セミナーの運営のお手伝いに行ってきました。そこで堀先生に初めてお目に掛かりまして、挨拶をさせて頂きました。僕も運営がありましたので、ゆっくりとお話をする時間がありませんでした。とにかくお会いできてよかったです^^

善きものはすべて吾が内からです。外からの一見よいと思われるものは本当にその場凌ぎ、一時的なものであるとつくづく感じます。自分のことだけではなく他の人のもそう感じます。ただ悦ぶ、無条件に悦べる存在が私たち神の子であると御教えによって伝えられました。すべては神様からの授かりものであり、預かりものです。
更なる欲の追求や、それを手に入れた後の一抹の不安や焦燥感、虚しさはやはり神の子の自覚の一種の現われなのかもしれません。
神は愛也とあるように愛によって生き、生かされ神の子を現成し、真象を現していくのが人生の目的です。
授かり預かりものだと全身全霊で感じられればすべてに対し感謝合掌しかできないと思いますconfident
ありがとうございました。
再拝

投稿: 山崎 | 2009年10月12日 (月) 21時51分

山崎さん、繁栄セミナーの運営、ご苦労様でした。また、堀さんともお会いできて良かったですね。

投稿: 久都間 繁 | 2009年10月13日 (火) 16時03分

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