« 「心、仏、衆生、三無差別の心」について | トップページ | 何回流産したか分からない方の流産児の供養について »

2012年2月17日 (金)

マイナス思考に捉われている方へ

「マイナス思考」という言葉があるようです。

 

平たくいえば、「持ち越し苦労」「取り越し苦労」ばかりする心の傾向のことを、このような呼び方で表すようです。

 

「マイナス思考に支配されて、元気がでない」という主婦の方から質問をいただきました。

 

以下に質問と回答を公開します。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

【質 問】

 

私は最近マイナス思考ばかりに心を支配されて、自分でもこのままではいけないと思っていますが、まったく元気が出ません。

 

主人の事は愛していますが、ケンカをしたりもしてしまい、「もし主人がいなくなったら」などと思うと、夜も安心して眠れません。

 

両親も80歳を過ぎました。私はどうしたら明るく生きることができるのか、先が不安です。

 

どうしたらマイナス思考をすることなく、明るい日々を過ごせるようになりますか?

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

【回 答】

 

 合掌、ありがとうございます。

 

「マイナス思考」をしてしまうことは、決して悪いことではありません。

 

 なによりも、あなたが「自分がマイナス思考をしている」ということに、気が付くということが素晴らしいのです。

 

 気が付くということは、「これは神の子本来の心境ではない」ということに、あなたの本心が目覚めているからです。

 

 ですから、「マイナス思考をしているな」ということに気が付いたら、それに気が付いている側の実相の自分は「完全円満な神の子」ですから、その実相の自分に対して大いに感謝して悦ぶようにしましょう。

 

 繰り返しますが、実相の自分は「完全円満」であり、実相の自分は「愛」そのものですから、マイナス思考に気が付いたときは、「完全であり、愛である本当の自分」が目覚めてきている証拠なのです。

 

 ですから、マイナス思考が出てきたときには、「本当の自分は円満完全だった、愛だった」と、そちらの(実相の)方に振り向き、そこにこそ着目して大いに喜びましょう!

 

 また、マイナス思考が現れたら、“出たときが消えたとき”ですから、「これで消えた! これで潜在意識がすっかり浄まった!」と、実相の自分が、光りの自分が、現象の消えていくすがたを見送るようにして、心のカゲ(非実在)を掴まないようにしましょう。

 

 実相の自分のみを見つめて喜び感謝すること、これを続けていれば、ますます光り輝くあなたの実相が顕現して、素晴らしい家庭が実現することでしょう。

|

« 「心、仏、衆生、三無差別の心」について | トップページ | 何回流産したか分からない方の流産児の供養について »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: マイナス思考に捉われている方へ:

« 「心、仏、衆生、三無差別の心」について | トップページ | 何回流産したか分からない方の流産児の供養について »