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2012年4月

2012年4月25日 (水)

自分を責めている方のために

「自分を責めて責めて死んでしまいたい」という女性の方から相談を預かりました。

自分を責めてしまうのは、“こんな姿は本当の私ではない!”ということを、心の奥底にある本当の自分(実相)が知っているからです。

人間は、なりたい自分へと、自由に変わることができるのです。

ただし、目の前に現れている自分を見ていると、そんなことがとても信じられず、理想の自分とのあまりの落差に、自暴自棄になったり、死にたくなったします。

精神分析で「錯綜(complex)」と言い、仏教で「業(karma)」と呼んでいるところの迷いの観念に、心が雁字搦(がんじがら)めに縛られ、そこから抜け出す道が分からずに藻掻き苦しんでいる、そんな魂の純粋な叫びが、このような悩みの背後から聞こえて来るようです。

この錯綜した観念(業)から、実相(内なる神・仏)を自由に解き放つのが、洋の東西を問わず宗教の大切な役割でもあり、その教えの真価が問われるところでもあります。

 

 

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【質 問】

私は30代の女子です。中学のころから生きるのが苦痛に感じ、学校へ行かなくなり、すべてのことが厭世的に映り、暗い人生を送っておりました。

大学へ行こうと努力したり、バイトもしようとしましたがうまくいかず、30歳手前まで家でじっと過ごすしかありませんでした。

数年前から暗い気分のままなんとか生きなければと、昔習っていた日舞の資格を得て、今はカルチャーセンターなどで細々と教えています。

仕事もしなくてはと、郵便局で受付のバイトを半年間がんばりましたが、最後には心身ともにぼろぼろになり、自分の今までのやってこれなかった悔しさと、精神力の弱さに、とても傷ついております。

頭がうまく回らず死にたいと、厭世的な気分はなかなか治りません。

また、年齢的に結婚のことも気になるのですが、仕事をした中でも、男性からダメなやつとみられる始末で、人間関係にとても敏感になっております。

最近、宇治の練成会にいって参りました。
「今できることをがんばりなさい、あなたなら大丈夫だ」と、楠本先生から個人指導を受けました。

しかし、なかなかこの自責感がとれません。

精神科で抗不安薬と睡眠薬をもらっています。自分を責めて責めて死んでしまいたいという不安感に苛まれます。

誰に言ってもダメな人としか受け取ってもらえず、毎日がつらいです。こんなわたしでも未来はあるのでしょうか。

 

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【回 答】

 

  宇治の練成会を受けられて、楠本先生から、

「今できることをがんばりないさい、あなたなら大丈夫だ」

と言っていただけたとのこと。

 あなた様の人生にとって、とても大きな節目となりましたね。

 

 さて、自分を責めてしまうのは、意外なことに聞こえるかもしれませんが、「自分がある」と思っているからです。

 本当は、「自分がある」のではなく、神が今ここに生きている、それが実相なのです。

「自分が生きている」のであれば、いろいろと思い煩ったり、気をもんだり、先のことを心配したりしなければなりませんが、私たちは「自分で生きている」のではなく、円満完全なる大生命に「生かされている!」それが実相(本当のすがた)なのです。

 

 厭世的な気分がいつまでも消えないのは、神の子の完全円満なる生命を、そのまま悦ぶことを忘れているからです。

 そして現象世界に現れた、ただの心の影にすぎない「自分」が生きていると、勘違いをしているからです。

 

 神の子は、先ず神の子らしく生きることが、なによりも大切です。

 そのためには、楠本先生のおっしゃった、「今できることをがんばりなさい」というコトバを素直に実行することです。

 そうしたら、円満完全で、「だいじょうぶ」な“あなた”が現れるのです。

 

 具体的には、日々の生活の中で意識して以下のことに励みなさい。

①周りの人のお役にたつこと。(気が付いた善いことは、積極的になんでも実行すること)

②人に愛を与えること。(神は愛です。あなたの内なる愛を、思い切って表現すること)

③今できることを、一所懸命にさせていただくこと。

 

 このようなことに、はじめは意識して努めることで、次第にあなたの内にある円満なる大光明が、自然と輝きはじめるのです。

 なぜなら、あなたは、はじめから完全円満なる神の子だからです。

 神の子は、神の子らしく生きること。

 まず、上記のことを始めてみること。そこから天地が開け、大道が開けてきます。

 

 分からないことがあれば、なんでもご質問ください。

 

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【礼 状】

 

 先日は、お返事をいただき、ありがとうございました。

 宇治の練成会を受け、楠本先生からも励ましの言葉を頂き、生長の家の教えを受けたにもかかわらず、苦痛が解けず、悩んでおりました。

 そして、もがき苦しんでおりましたが、その中で自分の人生をしっかり受けとめようと、また決心していたところでありました。

 そこで久都間先生からのお手紙を受け取り、また練成会を受けたことが心に深くよみがえり、より神の子として、どんなことがあろうと現象に捉われず、自分を見つめ、どんな人生も引き受けようと覚悟を新たにいたしました。

 自分が完全円満な神の子であることを自覚するために、人生は一人でありますが、楠本先生、久都間先生、生長の家で祈ってくださる方々が、このように愛念を掛けてくださることが、とても有り難く、心強く思います。

 私は、自分がどんな人生であろうとかまいません。もう「現象は無い」とはっきり分かったのですから、私の心の中に幸せがきっとあるはずです。
 ありがとうございました。

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2012年4月19日 (木)

元ヤンキーと付き合っている娘


【質 問】


 以前も難問をご指導いただきました。よろしくお願いします。

 

 二女の結婚問題です。長女は大変不思議な有り難すぎるご縁で早々に素晴らしい相手と結婚できました。前世でも深いご縁があったのだろうと思える有り難いご縁をいただきました。

 二女は、コツコツ努力し国家資格も無事通り、いいところに就職させていただきました。

 ただ長女とは違い、どちらかと言うと自分一人で生きて行くタイプのようで、しかも性格が硬すぎる所があり、親の欲目からみると結構美人ですが、26歳の今まできちんとお付き合いした方もいないのです。

 ところが、最近何と30歳にもなり、仕事もなくボクサーを志している元ヤンキーという方とお付き合いしている風なのです。全く驚かされました。

 娘の思いを大切にしてやりたいとは思うものの、またどんな方も神の子で素晴らしいとはいうものの、一緒に暮らすとなるとまた義理の縁を結ぶとなるとちょっと二の足を踏んでします。

 出来ればもっと穏やかな暮らしができる方とご縁があればと願ってしまいます。

 お見合いでも勧めようかと思うほどですが、親としての心持をご指導ください。

 匿名を希望しますが、事例としてお使いいただければ幸甚です。

 

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【回 答】

 

 合掌、ありがとうございます。

 

 ご質問のメールを拝見しました。

 地方講師であるあなた様は、すでにご存じのことではありますが、「人間は神の子である」という教えが生長の家の根本真理です。

 しかし、この「神の子」なる人間は、「現象」ばかり見ていたのでは、永遠に出合うことはできません。

 なぜなら、「三界唯心所現」の理によって、心に深く描いたものがこの世に現れるのが、現象顕現の法則だからです。

 

 生長の家で、“「現象」を見るのではなく「実相」を観よ!”と説くのは、実相のみが真・善・美の根源であり、真実在であり、人間の本質(神性・仏性)だからです。

 ですから、この世に地上天国(大調和の世界)を実現するためには、現象を否定して、現象的な「条件」に捉われなくなることが重要なのです。

 

 あなた様のお手紙を拝見していますと、お嬢様のお付き合いしているという相手の男性に対して、「仕事がない」とか、「元ヤンキー」であるとか、わが娘かわいさのために、相手の方の不完全な「条件」ばかりが見えてしまい、心のカゲにすぎない現象に振り回されて、その背後にある大切なものに“心の眼”が及ばなくなっているように思われます。

 

 そんな人生の見方、歩み方をしていたのでは、すぐ側にダイヤモンドや黄金の原石が埋まっていたとしても、それを見出すことは、永遠にできないと言わなければなりません。

 

 なぜなら、それらの原石は、掘り出され磨かれて店頭に売り出されているのはごく僅かであって、たいていは地中にのみ存在しているからです。

 ことに若い男性の場合は、無限の可能性と能力とを内に秘めながらも、周りから認められないために、また、修行中で時宜を得ていないために、世に埋もれている場合がたくさんあるのです。

 

 お嬢様が、その男性の方とご縁があったのであれば、先ず「条件」という現象に捉われた眼玉を外して、その方と直接お会いして、ご自身の“心の眼”で確かめてみることです。

 

 また、お嬢様も26歳ともなれば、立派な大人です。いつまでも執着することをせずに、自由に解き放つ時期が来ているのかもしれませんね。

 

 そもそも、ご相談のお手紙では「お付き合いしている風なのです」とありますが、その方と、まだ一度もちゃんとお話したことも会ったこともないのであれば、気軽に家に招くなり、一席設けるなりして、お嬢様を交えて、ゆっくりお話ししてみることです。

 

 お母様が相手の「悪条件」ばかりに捉われて、現象に振り回され、無闇に反対していたのでは、若いお嬢様はそのようないいかげんな煮え切らない態度に、やがて反発して心が盲目となり、あらぬ方向に走ってしまうようなことは、世に多く見られるところです。

 

「親としての心持ちをご指導ください」とのことでしたので、以上、私が気が付いたことをお伝えさせていただきます。

 

「条件」という損得勘定だけで人間を見るのではなく、純粋に相手の幸せを祈り、相手の神性・仏性を生かし、ともに無限生長の道を歩む信仰生活の中にこそ、ともに永遠に栄える極楽浄土があるのです。

 

分からないことがあれば、なんなりとご質問ください。

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2012年4月17日 (火)

寿命を変えることは出来るのでしょうか?

【質 問】

 

 前略。お忙しいところ申し訳ありませんが、教えていただきたい事があります。

 講師の方々は、「どんな死に方でも、人間が死ぬのは寿命です」と言われますが、寿命は人間が現象世界に生まれるとき、この人の寿命は何年と神が一人一人定めていて変えることは出来ないものなのでしょうか。

 また、寿命と運命とは関係があって、運命は変える事ができると教えられましたので、努力によって運命を変えると、寿命も長くなったりするものなのでしょうか?

 回答お願い致します。

     (55歳 白鳩会員歴6年)

 

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【回 答】

 

 
1つ目の質問
「寿命は人間が現象世界に生まれるとき、この人の寿命は何年と神が一人ひとり定めていて、変える事が出来ないものなのでしょうか?」

 

2つ目の質問は
「寿命と運命は関連があって、運命は変えることができると教えられましたので、努力によって運命を変えると、寿命も長くなったりするものでしょうか?」

 

 この2つは同じ内容なので、合わせてお答えさせていただきます。

 

 ここで先ず大切なことは、「人間は肉体では無い」「久遠生き通しの生命である」ということが生長の家の説く教えの根本であることを、信仰生活の基本としてあなた様は、充分に理解しておく必要があります。

 

 その前提に立ってお答えしますと、「人間の寿命を神が一人一人定めている」という考え方は、矛盾していることがご理解いただけることと思います。

 

 人間は久遠生き通しであって、寿命というものは「現象」であり、「心の影」に過ぎません。したがって、心の影にすぎないものは、短くなることもあれば、長くなることもありますが、長くなったところで、本来無い肉体は必ず(一人の例外もなく)消えていくのですから、そんなことを相手にすることが生長の家の信仰生活ではありません。

 

 神想観を通して観ずる世界は「実相世界」であると教えられています。「実相」とは、時間・空間を超えた実在の世界のことです。

 

 一方、「現象」とは、五感によって感覚する心の影に過ぎない世界のことです。「現象」は現れているだけであって、実在ではありません。肉体も現象であり、その寿命も現象です。

 

 信仰生活とは、「現象」を相手にする生活ではなく、「実相」の完全円満なる世界を観じ、「久遠の実在」なる神の子の生命を悦ぶ生活です。

 

 その基本的な信仰を続けていれば、三界唯心所現の「心の法則」によって、現象世界にも実相の円満完全なる大調和した世界が反映して、心の影である肉体も健康となり、寿命も天寿を全うし、遅くもなく早くもなく最適な時期にこの世を卒業されることでしょう。

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2012年4月16日 (月)

子供が授からず悩んでいる方へ

 子供が授からなくて悩んでいる、という教師をしている主婦の方から質問をいただきました。

 子供は「子寶(こだから)」と言われているように、神さまからの授かりものです。

 子供を授かるとは、神さまが受胎する、ということです。私たちもそのようにして、ただの一人の例外もなくこの世に生まれてきたのです。

 このことの光栄を悦び、感謝し、祝福することが、人間の神聖性を尊重する感謝の生活です。

 この、祝福に充ちた神・仏の安らかな光りに包まれていることを感じたとき、子宝は密かに天降り、父母や家族をさらなる光明の世界へと誘(いざな)うことでしょう。


 以下に、頂いた質問と、私からの返信を紹介させていただきます。
 

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【質 問】

 29歳の既婚女性です。結婚して三年になりますが、赤ちゃんを授かれず、悩んでいます。

 主人とはとても仲良く、調和して毎日を暮らしています。主人は赤ちゃんをずっと待ち望んでおり、勿論私自身も強く希望しています。父母にも一日も早く可愛い孫の顔を見せてあげたいと思っています。

 

 なぜ、こんなに毎日思っているのに授からないのか、自分達の何がいけないのか、悲しくなってきます。体は夫婦とも健康体ですが、もちろん赤ちゃんは神様が授けてくださるものだと信じています。

 夫婦とも仕事をしているので、私は主人より少し早く帰り、ほぼすべての家事をしています。くたくたになる毎日で、土日も仕事が入るため、ストレスもかかってはいます。

 それが原因なら、と私が仕事を辞めることも考えていますが、まだ実行には移していません。

 教師をしているので、自分の使命も強く感じているからです。すばらしい仕事だと思っていますし、できたら定年まで続けたいとも思っています。でも、赤ちゃんを授かるためならいつ辞めても良いと思いますし、授かった暁には辞めようとも考えていました。

 

 いつでも迎えたい気持ちはこんなに強いのに、なぜ授からないのか、本当に寂しく、辛い気持ちで一杯です。

 双方の両親は、気を使って下さって、一度も赤ちゃんはまだか、とは聞きません。ですが、内心は私たち以上に首を長くして待ってくれていると思います。だから、こんな悲しい気持ちを打ち明けることはできません。また、主人にも私が悩みを言えば追い詰めてしまいそうなので、相談もあまりできていません。

 主人は、授かり物だから、焦ることないと言ってくれます。ですが、私たちと同時期に結婚された兄夫婦にはすでに三人目の赤ちゃんができており、そんな状況で私と似たような気持ちにもなっていると思います。

 私も正直なところ、嫌な自分がでてしまい、兄夫婦に三人目ができたことを聞いて、なぜうちには一人も来てくれていないのに、お兄さんの所ばかり! と、ぜんぜん素直に祝福できませんでした。後から結婚した友人夫婦にも何人も赤ちゃんができており、その度に一生懸命気持ちに折り合いを付けて、精一杯のお祝いをしてきました。

 

 でも、気持ちが今限界に来ています。何故なの? と思わずにはいられません。

 どうすれば、神の子さんを一日も早く授かれますか? 私の何かがいけないのなら、教えて頂きたいです。誰かを傷つけるような願いではなく、ごく自然な望みなのに、祈りが聴かれないのは何故でしょうか? 

 早く私たちの可愛い赤ちゃんを授かって、明るい心を取り戻したいです。アドバイスよろしくお願い致します。

 

(母が聖使命会員で、母親教室など長年開いていました。生まれたときから『甘露の法雨』を聴かされながら育っています。私自身は活動には参加していませんが、教えについては賛同しています)

 

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【回 答】

 

 結婚して三年を経過して、まだ赤ちゃんが授からないとのこと。

 ご心配のことと思いますが、だいじょうぶです。一番いい時期に、必ずお子様を授かりますから、ご安心ください。

 

 実はわが家も、もう二十年近く前になりますが、結婚7年目にして、半ばあきらめていたころに長女を授かった経験がありますので、あなた様の辛いお気持ちはよく分かります。

 

 そのとき生まれた長女も、今年は地元の東京の大学に進学しました。

 長女が平成6年に誕生した後に、8年に二女、11年に長男、14年に次男と、リズムに乗ったように3年ごとに次々に子宝に恵まれ、二女は今年高校に、長男は中学に、それぞれ進学します。

 

 今朝も、「明日(4月1日)は長女の誕生日だな、もう18歳になるのか」などと、通勤の電車の中で授かったときのことを思い出していました。

 

 出勤してみると、あなた様からのご相談のプリントが、私の机に置いてあり、なにか偶然とは思えないものを感じましたので、これもご縁と思い、回答を担当させていただきます。

 

 さて、ご相談についてですが、●●●にお住まいでしたら、京都府宇治市にある生長の家宇治別格本山の練成会か、●●教化部で開催している練成会に、お母様に相談して、一度参加してみることをお勧めします。

 

 その理由としては、私は地元小学校のPTA会長を、3年ほどやっておりますので少しは分かるのですが、学校の先生は、ことにクラスの担任をされていると行事などに追われてなかなかお忙しいことと思います。

 

 学校のこと、クラスのこと、一人ひとりの生徒のことなどで心身ともに追われ、学校からご家庭に帰っても、心のモードが「仕事モード」のまま、ずっと続いているのかもしれませんね。

 

 このまま、このリズムで生活していると、あっという間に3年、5年10年と経ってしまいかねません。

 

 どこかで「心のモード」を、ゆっくりでいいですから、変える必要があるのではないかと思います。

 

 ここでひとつ、落ち着いて子育てできるような、ゆったりした「家庭生活のモード」に心を切り替える工夫をしてみてはいかがでしょうか。

 

 その工夫の一つが、生長の家の練成会であり、もう一つが神想観という、日々のお祈り(生長の家の瞑想法)です。

 

 本来なら、10日間の一般練成会への参加をお勧めしたいところですが、先ずは、2日でも3日でもかまいませんので、練成会に参加してみてください。

 

 さらに神想観という生長の家の瞑想法を学び、日々の生活の中で感謝の祈りを実修してみてください。

 

 また、「仕事を辞めることも考えています」とのことですが、このことも含め、神さまからあなた様に授けられたご使命のことを、じっくり祈りながら見つめてみましょう。

 合わせてご仏壇の前で、『甘露の法雨』を読誦して、ご先祖様に、子宝が授かることをお願いするとよろしいでしょう。

 

 お手紙によると、ご主人とはとても仲が良く、調和しているとのことですので、後はあなた様のご心境が、神さま(宇宙に満ち充ちている大生命。私たちはこれに生かされているのです。これを仏教では、阿弥陀如来とも大日如来とも呼んでいます)と、祈りを通して波長が合うようになりさえすれば、ちょうど電気のスイッチを入れると、ぱっと照明が点灯して部屋が明るくなるように、忽然と赤ちゃんが授かることでしょう。

 

 ですから、周りの人と比較する必要はありません。

 

 あなた様のご家庭にとって、最もちょうど良い時期に、赤ちゃんが授かるのですから、ゆったりとした気持ちで、安心して、先ずはお母様から生長の家の信仰生活について学び、今できることから始めてみましょう。

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2012年4月13日 (金)

夫の借金と浮気に悩んで

 ご主人のことで悩んでいるという、30代の主婦の方からのご相談のメールを預かりました。

 自己紹介欄に信仰歴7年とありましたので、教えの基本的なことは学んでいるとの前提で、回答をお送りしました。

 夫婦間に不調和があると、営んでいる事業が順調にいかなくなったり、思ってもいなかったトラブルや出費が相次ぐなど、経済的に不如意な状態が現れる場合が多くあります。
 
 また、ご主人は、心の辛さと寂しさを紛らわすために、他の女性に走るような場合もあります。
 
 夫婦間の問題は、双方の問題のように見えていますが、現象の罪を見て相手の責任を問い、心で責め続けている間は、いったん問題が解決したかのように見えても、また別の問題が現れてきます。
 
 
 三界唯心所現、因果眩まさず。「現象無し!」の基本に立ち返り、一切を放ちて赦し、信仰の大道を歩むことを決意することから、すべてを解決する道が開けてきます。


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【質 問】

 夫の事で 相談します。

 いつからか分かりませんが、浮気を している気がします。

 去年の夏、本人と話をした事も あります。が、 軽くあしらわれてしまいました。

 結婚して13年です。娘も二人居て、娘には、優しいお父さんですが、私にとっては、これまで合わせて1000万円ほどの借金を負わされ、10年掛けて、去年の秋にようやく払い終わったばかりです。

 私も仕事を持っていて、帰りも遅く、夫にとって気に入らない部分は、あるのかもしれません。でも、信じていただけに、この裏切りは許せません。

 私達夫婦には後一人、子どもができたのですが、紹介したような経済的理由と、私の体調不良で産めませんでした。なかなか毎日、供養してあげられず、私に罰を与えたのかも知れませんが・・・・・。

 借金の時も今回も、離婚を考えましたが、娘の気持ちを思うと、夫に、突き詰めて言うことができず、曖昧なままにしています。

 どうすれば良いのか教えてください。ぜひとも助けてください。

 

(37歳 信仰歴7年 講師)


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【回 答】


 合掌、ありがとうございます。

 さて、ご主人の借金のこと、そして浮気の疑いのこと、頂いた文面を拝見しただけでは、その背景にある事情を充分に汲み取ることができません。しかし、分かる範囲でアドバイスをさせていただきます。

 

 先ず、あなた様は「講師」とのことですが、生長の家の地方講師ということでしょうか。
 もしそうであれば、先ずみ教えの基本に帰って、解決の方法を紐解いてみることにしましょう。


 夫婦は鏡のようなものです。古歌にも、

「立ち向かう人の姿は鏡なり 己が姿を映してや見ん」

 と詠われていますように、現在のような不如意なお姿にご主人が現れているのは、教えに照らしてみると、あなた様がご主人のことを普段からどのように見ているのか、ということが重要なポイントになることはお分かりいただけることと思います。


 あなた様が「心の眼」で見た通りのものが、ご主人の現在の姿となって現れているのです。それが「三界唯心」、現象は心のカゲということです。

 

 生長の家は、ご存じのように「人間・神の子」の教えであり、天地一切のものを神と神の現れとして拝み感謝するのが、「唯神実相」の教えの基本的な生き方です。


 もし、あなた様がこの教えの基本をしっかりと感得して生きているのであれば、問題のあるご主人など現れないことでしょう。

 また、たとえ現れていたとしても、神想観を実修し、心を「実相」へと調律することによって、影である現象はどんどん本来の善いもの(真象)へと変わってゆくのです。

 

 ご主人を責める前に、まず、あなた様ご自身が、神想観を通してご自身が神の子であり、光りであり、自性円満(そのままでえんまんである)なる実相を観て悦ぶことが大切です。


 そして、ご主人のことを心の底から神として拝み、その実相を褒め称えることから、あなた様のご家庭に、地上天国の大調和した状態が現れてくるのです。

 

 おひとりでこのような心境に達するのが難しければ、関西の●●●にお住まいでしたら、●●●教化部か、宇治別格本山の練成会に1日でも2日でも参加して、信仰を深められることをお勧めします。

 

 また、練成会に参加した折に、教化部長なり、本部講師に個人指導を申し込んで、すべてを打ち明けた上で、指導を受けられるとよろしいでしょう。

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2012年4月11日 (水)

マルチ商法に夢中の娘の問題

 50代の主婦の方から、親元を離れて東京の大学で学んでいる娘さんが、卒業を前にしてマルチ商法に夢中になっている、とのご相談をいただきました。

 

 ご両親にしてみれば大変な心配事です。
 しかし、夢中になっている当人にしてみれば、どのような善意の呼び掛けも、自分目の前にある大切で掛け替えのないものを、理不尽にも取り上げようとしている、としか見えないのかもしれません。

 

 魂の生長とはなんでしょう。

 それは、この世に生まれ、そして人生のその時その場で夢中になって打ち込んでいることと、決して無縁ではないことと思います。

 

 人生に無駄なことなど、実は一つもありません。それが、端(はた)から見てどのような悪しき経験に見えようとも、彼の魂をより深く、そして逞しく成長させるために必須の課題なのかもしれません。

 

 人間は、はじめのはじめから神の子です。本当は、罪を犯すことも、病に罹ることも、死ぬことも能わぬ、真清浄真無垢なる無原罪の存在なのがその実相です。

 匿名で、往復の書簡を公開させていただきますので、参考にしてください。

 

 

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【質 問】

 

 大学四年生の娘のことで、ご相談いたします。

 地方から、一人暮らしをして東京の大学に通っております。

 大学三年生のころ、友だちに誘われて会員制のビジネススクールやエステをする会社の会員になったようです。

 それが、調べてみますと、悪徳マルチ商法の会社ではないかと思われましたので、娘にすぐに辞めるよう言いました。ところが、すでに良い会社だと信じ込んでいるので、かえって私たち親に反発するようになり、あまり帰省しなくなってしまいました。(中略)

 この会社は、会員を増やして会社の利益を得ているのですが、その会員を夜遅くまで勧誘するのは、娘たちのような、ただで働いてくれる女子大生なのです。
 会社がお金を支払う正社員など採用するはずもなく、結局、インターンという名の下に何の保証もなく働くことになるようです。それでも娘は、「この会社で頑張る、とても楽しい」と言っています。

 冷静に考えれば、怪しい、いかがわしい会社だ、と分かるはずなのに、夢中になっている娘を、どうすることもできません。

 それでも、これも娘の人生に必要なこととして現れているのであれば、致し方ないと思っていたところ、先日、娘に誘われて入会したという友だちの母親から電話があり、やはり彼女も、夜遅くまで勧誘に明け暮れ、就職も決まっておらず心配しているということで、たいへんに申し訳なく、たまらなくなりました。

 今後、どのようにしたら、よろしいのでしょうか。よろしく、ご指導お願いいたします。

 

(56歳 主婦 白鳩会員)

 

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【質問への回答】

 
 お手紙を拝見しました。

 書かれた内容だけでは、お嬢様がどのような会社または団体に加わって活動していらっしゃるのか、詳しい情報がございませんので分かりかねますが、おおよそのところは理解できますので、分かる範囲で答えさせていただきます。

 

 さて、お嬢様のことですが、お母様さえしっかりした信仰をもち、日々のご先祖供養とともに、お嬢様の円満完全な神の子の実相を拝み続けていれば、何も心配することはありません。

 やがてマインドコントロールから必ず目覚める時が来ますので、ご安心ください。

 

 ただしお嬢様は、現在の段階では、その活動に一所懸命に励み、夢中になっていらっしゃるご様子なので、実家からは決して批判してはいけません。


 宗教的な、生死を超えた広大な視野に立てば、大切な魂の勉強をしているわけですから、静かに見守り、そして朝晩の神想観の折に、お嬢様やそのお友達の「自性円満」を祈り続けることが大切です。

 

 合わせて、ご先祖の霊前で日々『甘露の法雨』を読誦することで、霊界からのご守護も加わり、魂の生長も順調に進み、より速やかに善き方向へと導かれることでしょう。

 

 また、お嬢様は友人をも同じ活動に巻き込み、その方の親御さんから電話を頂くなど、お母様としては心を傷めることも多かろうと思います。


 就職もせず、このような活動に明け暮れていることは、一見無駄な回り道ばかりしているようにも見えますが、彼女たちの魂にとっては、何らかの強い必要を感じてそのような経験を求め、頼まれもしないのに一所懸命に尽力し、人生の中でいつかは経験する必要のある過程を自ら進んで体験しているのかもしれません。

 

 やがて、このような過程を卒業するときが必ず来ますので、ご両親は大らかな気持ちで、しっかりと娘の実相のみを見つめ、温かな気持ちで見守ってあげてください。


 また、迷惑をお掛けした親御さんから批判が来たときには、心の内では「これで過去の一切の業(ゴウ)が消えた、これですべて善くなる!」と、ただただ感謝して、相手の親御さんやお嬢様のご幸福を祈り、心からお詫びさせていただくとよろしいでしょう。

 

 以上は、お手紙を拝見した上でのアドバイスです。

 さらに詳しい指導を受けたいのであれば、信頼のできる地元の地方講師に相談するか、練成会などに参加して本部講師に直接、指導を受けることをお勧めします。

 

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【追加質問】

 

 合掌 ありがとうございます。

 

 「マインドコントロールから目覚める時が必ず来るから安心しなさい」

 というお返事に、とても気持が楽になりました。

 ただ、批判することは止めるとしても、応援するから頑張ってとも言えず、具体的にこの会社で働くことに対して、何と言えば良いでしょうか?

 また変なことをと笑われそうですが、娘の生命線が短いことに、漠然とした不安があります。

 どうかご指導よろしくお願いいたします。ありがとうございます。

 

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【追加質問への回答】

 

 合掌、ありがとうございます。

 

 生長の家に限らず、正しい宗教の教えは「因縁」や「業」を超える道を開くものです。

 

 お嬢様の生命線のことに不安をいだく暇があるのであれば、もっと真剣に真理の道を学び、神想観を実修し、愛行を行い、三正行に励むことです。

 

 それが神を信ずる、ということです。

 

「占い」を漠然と信じるのとは、随分と真剣さが違いますが、人様を助けることによる功徳と「占い」とが比較にならないことは、「聖使命菩薩讃偈」に説かれた通りです。

 ですから、「正しい宗教を真剣に信仰している人には、占いは当たらない」ということは占い師たち自身が語っていることでもあります。

 

 現れているだけにすぎない現象を信じるのか、それとも神を信じるのか、あなた様の生き方は、あなた様ご自身が決めめなければなりません。

 

 また、生長の家を真剣に信仰されていれば、お嬢様への適切なアドバイスは、本当は他人に聞く必要などなくなるのです。

 

 あなた様が神の子であり、神の国はあなた様の内にのみ在るのですから、神想観を通して、心の内なる声なき声に耳を傾ける習慣を、しっかり身に付けることです。

 必ず、最良のアイディアやヒラメキが心の奥底から次から次へと湧き出て来ます。そこまで祈ってこそ、大生命とつながる「信仰」の悦びを味わうことができるのです。

 

 また、生長の家で礼拝する「実相」とは、あなた様と別のところにある神さまを拝んでいるのではありません。

 

 あなた様やお嬢様の本当の相(すがた)のことを、「実相」と云うのであり、その「自性円満(そのままで完全円満なこと)」なる実相を自覚すれば、神癒となり、すべてのものが処を得て、実生活に大調和の世界が実現するのです。

 

 以上がご質問へのアドバイスです。

 

 上記のことをよく読まれた上で、さらに質問があれば、遠慮なくご連絡ください。
 

 

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【礼 状】

 

 合掌 ありがとうございます。

 そうでした。

 占いなどに心を左右されている場合ではありませんでした!

 ただ 娘の完全円満を念じ 神想観を続けます。

 ご丁寧にありがとうございました。

 感謝致します。

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2012年4月10日 (火)

小学校入学式でのPTA会長あいさつ(平成24年4月)

 4月上旬、地元の小学校で入学式が挙行されました。

 会長として挨拶するのは、これで3年目、私も今年で会長を卒業します。
 
 入学式では、ついこの前まで幼稚園や保育園に通っていた子供たち、そして保護者の皆さんを対象にお話しさせていただきます。初めてお子さんを入学させる親御さんも大勢います。

 式では、順番に校長、市の教育委員会の代表、そして最後にPTA会長がスピーチしますので、式典に慣れていない子供たちは、すっかりたいくつして集中力もなくなっています。

 そこで大切なのは、子供たちと保護者の目を見ながら、一人ひとりに語りかけるようにアドリブでお話しすることです。
 それだけの工夫で、新一年生が100人いても、ちゃんと耳を傾けてくれます。

 同じような立場でお話しする方の参考のために、私がスピーチした内容の下書きを公開させていただきます。


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 本校PTAを代表して、お祝いの言葉を述べさせていただきます。

 

 本日は、平成24年度「A小学校入学式」が、めでたく挙行されますことを、心からお祝い申し上げます。

 

 さて、新入生の皆さん、「おはようございます!」

 

 みなさんは、いよいよ今日からA小学校の1年生です。

 

 これからみなさんは、優しい先生方のもとで、たくさんのお友達と、このA小で、勉強したり、遊んだり、運動したり、絵を描いたり、歌を唱ったり、今日から楽しい毎日が始まります。

 

 皆さんのことは、先生方が大切に見守ってくれます。
 分からないことや、こまったこと、どんなことでも先生にお話ししてください。また、楽しいこと、うれしいことも、いっぱい話してください。

 

 さて、保護者の皆さま、本日はお子様のご入学おめでとうございます。

 

 東日本大震災から、約一年と一ヵ月が経ちましたが、東北の被災地でも、今日は多くの小学校で入学式が挙行されていることと思います。

 あのような経験を通して、あらためて私たちは、家族の絆の大切さや、地域に住む人たちとの絆、その大切さということが浮き彫りになってきたのではないかと思います。

 

 昨年、A小PTAでは、卒業生たちのご家庭に呼び掛けて、比較的キレイなランドセルを集めて、ランドセルを失った被災地の子供たちにお届けするという、ボランティア活動をさせていただきました。

 今日から皆さんもPTAの一員ですが、A小PTAでは、主として各支部での子供会などの諸活動や、球技大会や講演会などの専門委員会などの活動、そしてクラスでの活動などを、皆で手分けして行っています。
 また、A小では学校の図書ボラや放課後広場など、各種のボランティア活動も活発に行われています。

 

 ぜひ皆さんもこのような活動に参加されて、さまざまな人たちと出会い、ともに運営に当たることを通して、絆を深めていっていただければと思います。

 

 きっと、このA小での6年間が、子供たちのみならず、私たち親にとっても、思い掛けないほど充実した時間となり、沢山の収穫をもたらすことでしょう。

 

 最後になりましたが、皆さま方のご多幸とご健康、そしてますますのご活躍を祈念して、私からのお祝いの言葉とさせていただきます。

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