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2012年5月 7日 (月)

夫の転勤と息子の受験と住宅ローン

 人生には「光明面」と「暗黒面」とがあると言われています。
 どちらのチャンネルに心を合わせるかによって、私たちの人生は大きく変わってきます。

 仏教に、「心外無別法(しんげむべっぽう)」という言葉がありますが、これは、一切の存在や現象は、心より起こったものであり、心の外に別な法はないという意味です。

 人生の「光明面」に心のチャンネルを合わせていれば、同波長の嬉しいこと、楽しいこと、悦ばしいことが現れてきます。

 一方、「暗黒面」ばかり注目して、取り越し苦労、持ち越し苦労を重ねていれば、心配なことが次から次へとスパイラル状に現れることでしょう。

 あなたは、どちらの生き方がお好きでしょうか。

 二度とくり返すことのない、掛け替えのない人生です。

 せっかくこの世に生まれて来たのですから、嬉しく、楽しく、幸福に過ごしたいのは、誰しもが願うところではないでしょうか。

 天国や極楽は、自分の人生と離れたどこか遠くにあるのではありません。

 また、今ここに無いような天国や極楽なども、空言戯言(そらごとたわごと)に過ぎません。

 今ここに浄土を開く道、それが生長の家の感謝の生活であり、日時計主義の生活です。


 以下に、ご主人の転勤と息子さんの受験と経済問題とが重なり、苦しんでいるのでアドバイスを頂きたいという、主婦の方からのメールと、私からの返信を紹介させていただきます。


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質 問「度重なる困難に苦しんでいます」(メール 4月17日付)

 

以前、母の死の際に相談させていただきました。その節はありがとうございました。

お陰様で母の死から1年間、何とか、妻、母親として自分の家庭を営んでいく事が出来ました。

ただ、まだまだ心が弱く、気持ちが過去へ過去へと向いてしまいます。

その上、今、悩んでいるのは夫の転勤が中3の息子の受験と重なる事と、住まいの事です。

夫は9月に転勤が決まっており、現在住んでいる北海道から関東に異動となります。

夫は年度末まで単身赴任をすると言っていますので(息子の希望も同じ)、私たちは北海道に残り、息子の受験は北海道にいながらにして試験だけ関東に受けに行くという大変な状況となりました。

実は2年前に夫の会社が倒産しました。現在は再建中です。リストラはされませんでした。

しかし、待遇が大幅に変わってしまい、賃金カットをはじめ住宅手当等もなくなりました。
その為、関東に戻ったら高額な家賃が加わり、また、子供たちもこれから教育資金が掛かることになります。

倒産前には、この様な事態を想像していなかったため、貯金もこれからしようと思っていた矢先に、このような事になってしまい、過去、裕福だった時に“なぜ貯金ができなかったのか?”

家計を預かっていたのは私なので、もし、今までに貯金をしていたら家族に何の心配もさせずにすんだのに、こんないい加減な家計管理をしてきた結果、先が見えない状況にしてしまい夫や子供達に大変申し訳なく、情けなく思ってばかりいます。

夫は高い家賃を払い続けるより、ローンを組んで家を買ったほうが良いと考えています。

夫婦で家計を見直しながら十分話し合いました。結果、支払いは可能でした。

 

でも私は住宅ローンを組むこと、今後も会社が存続するのかどうか? 等への不安に加え、「なぜ、お金のある時に貯金しておかなかったのか?」と毎日そればかり考え、自責の念に囚われています。

母の死、夫の会社の倒産、息子の他県での受験、住宅ローンと次から次に問題が起きて自分では消化できなくなっています。今、私に与えられている環境をどう受け入れたらよいかわかりません。

どうかアドバイスよろしくお願いいたします。

(主婦 48歳)

 

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回 答

 

 ご主人の転勤が中3の息子さんの受験と重なること、そしてローンを組んで家を購入するか否か、ということのご相談ですね。

 

 メールを繰り返し拝見させていただきましたが、すべてが善いことづくめで、有り難いことばかり、あなた様はどれほど多くの幸に恵まれていることでしょう。
 先ず、その喜ばしい事実を、正しく見つめることから始めてみましょう。

 

 もし、息子さんが北海道の高校に入学した後に、ご主人の異動と転勤が言い渡されたのなら、ちょっとは心配になるかもしれませんが、転勤の時期と入学とが、ぴったりと重なっていて本当に良かったですね!

 

 また、ローンを組んで家を買うことについても、ご夫婦で仲良く充分に話し合った上で、「支払いは可能」との結論に達したとのこと。

 ご家族にとってこんなに希望に満ちた嬉しいことは、大いに悦ぶことにしましょう!

 

 さらに関東の地で、また新たな出発されるとのこと、ご家族にとっての新生活が待っているのですから、心機一転して大いに張り切ってください!

 

 しかも、ご主人は会社が2年前に倒産したにもかかわらず、リストラもされず、お給料を頂きながら会社の再建に向けて仕事に励んでいた矢先、内地の関東への栄転が決まったのですから、どんなにやり甲斐を感じていらっしゃることでしょう。

 奥様であるあなた様は、そのご主人の悦びを吾が喜びとして、大いにご家族をもり立ててあげてください。

 

 このように人生の光明面のみを見て、感謝して生きるのが生長の家の生活です。

 

 ご存じのように、東日本大震災では、家族を失い、仕事を失い、大切な持ち家を失い、ローンを抱えながら何もかも失い、失望のどん底のような境遇におかれた人たちが、希望を失わずに明日に向けて黙々と、しかも家族と地域社会の再建のために明るく頑張っている方がたくさんいます。

 

 彼らに比べたら、どれほど私たちは恵まれていることでしょう。

 ですからあなた様は、先ず、今、既に与えられていることに振り向き、そして大いに感謝することからはじめてみましょう。

 

 貯金が無いなどということは、大した問題ではありません。
 また働いて稼いでしっかり貯金すればいいのです。

 

 生長の家の生き方に、一番ふさわしくないのは、今与えられていることに感謝することを忘れ、未だ来ていないことに対して取り越し苦労をしたり、過去のことを、いつまでもくよくよ思い出しては持ち越し苦労をすることです。

 三界は唯心の所現、現象世界は「心の影」の世界ですから、暗い不安なことを心に思い描けば、不安な状態が人生に現れるのが「心の法則」です。

 

 また、嬉しいこと、楽しいこと、感謝すべきこと、喜ばしいことに着目し、人生の光明面を見て感謝して日々を送っていれば、いつの間にか天国的な状態が、あなた様の人生に実現してくるのです。

 

 この後者を生きるのが、人生を光明化する生長の家の生活法です。

 

 生長の家の教えの基本を学び、安らかな幸福生活を実現する一助として、全国各地で開催している「白鳩誌友会」や「母親教室」に参加することをお勧めします。

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