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2012年10月 2日 (火)

ノーミートを続けるべきでしょうか?

 ノーミート料理に取り組み始めたという40代の主婦の方からの質問を預かりました。

 彼女は家庭での肉食をやめるため、小学生の息子を連れて県の「食肉センター」まで屠畜(とちく)の見学に行ったり、食肉の問題点を調べたりするうちに、
「牛肉や豚肉を食べる必要が人間にあるのだろうか? という強烈な疑問も生じて、もう、牛も豚も調理するまい」
 という深い慈悲の思いが湧いてきたそうです。

 ところが、これまでの肉食の習慣のあるご主人からノーミートを反対され、「やっぱり無理なのか」と悩み、相談を寄せられました。

 ご参考のため、質問と回答を紹介します。
 
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【質 問】

 

  合掌、ありがとうございます。

 ノーミート料理を毎日試行錯誤の中、作っています。

 肉の大好きな主人とこどもたちですが、主人の体重が増えすぎてきた、という理由で、初め主人は了解してくれました。

 でも、なかなか ノーミートで料理をすることが難しくて、行き詰ってしまい、自分の決心を固めるためにも、また小学生の肉好きの長男に肉の実態を少しでも知ってもらいたくて、夏休みに、県の企画で「食肉センター」というところを見学しました。

 そこは、1日に豚が約2000頭、牛が約25頭も屠畜(とちく)され、食肉になって出荷されていきます。屠畜の見学をしたいとお願いしましたが、それはかないませんでした。

 でも、屠畜のために、豚は頭に電圧をかけられ、牛は眉間に麻酔銃を撃つという話を聞き、また、屠畜後の様子は、牛は写真でしか見られませんでしたが、頭部を切り離され、胴の皮をはがされている様子を見、豚は、実際にガラス越しに頭がぶらぶらとベルトコンベアーみたいなものでつるされて運ばれているのを見ることができました。

 私は、結婚前は調理師をしていたので、だいたい想像できていたし、グロテスクなものでも見て大丈夫と思っていました。

 でも、そこを見学してから、日が経つにつれショックで、うちに長年読まずに眠っていた『
私の牛がハンバーガーになるまで―牛肉と食文化をめぐる、ある真実の物語 』を読み始めたり、インターネットで肉や、牛乳を搾るための牛について調べてたりしました。

 その結果、ますますショックで、それ以来、毎日がぶがぶ飲み、子供にもすすめていた牛乳も全く飲めなくなってしまいました。

 そこまでして、牛肉や豚肉を食べる必要が人間にあるのだろうか? という強烈な疑問も生じて、もう、牛も豚も調理するまいと決めました。肉を触るのもいやでした。

 でも、家族は満足しません。特に主人は、そのことを話しても、「それは仕方のないこと」と言い、聞き耳をもってくれません。(主人もコックです)

 ノーミートにしても体重が減らなかったということもあると思うのですが、先日も「俺はかわいそうだ。大好きなとんかつも食べられないのか、子供たちもかわいそうだ。ハンバーグも食べられないんだ。」と言われてしまいました。

 やっぱり、ノーミートは無理なのか、触りたくない肉でも、家族のためには取り入れるべきなのか悩んでいます。

 過日の生長の家講習会で、谷口雅宣先生は「子供が肉を食べたがるのは、親が食べるのを見ての結果」という意味のことを話されていました。

 この分では、わが家の子供たちもずっと肉好きのままになってしまいそうです。良い回答をお待ちしています。

 

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【回 答】

 合掌、ありがとうございます。

 ご家庭でのノーミート料理の実施は、ご主人やお子様のこれまでの食習慣とも関係してきますので、台所を預かる主婦としてはご苦労も多いことでしょう。

 谷口雅宣先生も、肉食が好きなご家庭なら、例えばこれまで毎日食べていたものを週1回か2回にするなど、肉食の回数を減らすことから心懸けてください、という意味のご指導をされていますので、家族の反対を押し切って完璧なノーミート料理に切り替えてしまうのではなく、徐々に時間を掛けてゆっくり肉食の問題点について語り合いながら、肉食を減らすように心懸けてはいかがでしょうか。

 わが家の事例では、私ども夫婦に加え、大学生1年生から小学4年生まで、4人の“食べ盛り”の子供がいますが、基本的には普段は野菜と魚で、牛肉や豚肉の料理を避ける工夫としては、完全なノーミートとはなりませんが、鶏肉をさまざまな形で調理するなどの工夫をしています。

 何よりも大切なのは、ご家族で仲良く歓談しながら食卓を囲み、家庭に天国を実現することです。

 ですから、ノーミートの献立については、プロのコックであるご主人に、あなたが心を開いて、「肉を触るのもいや」であることを率直に話して、“願い”を素直に打ち明けてご主人からアドバイスを頂きながら、協力し合ってノーミートへの道を歩んでみてはいかがでしょう。


 大切なのは、自分一人で頑張るのではなく、また生長の家の生き方を家族に押しつけるのでものなく、神の子であるご主人と子供たちの素晴らしい「実相」を拝みながら、ご主人の願いや希望をしっかり受けとめながら、楽しく神の御心(智慧・愛・生命)を実現していくことです。

 神意に適った善き願いは、気が付いてみれば必ず実現しているものです。結果を焦ることなく、日々の神想観(祈り)の中で、悩みの一切を大生命なる神に委(ゆだ)ねましょう。

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