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2013年3月

2013年3月23日 (土)

光りが闇を消すように

 娘が妻子ある男性と付き合い、先方のご家庭をこわしてしまったという相談のお手紙を、そのお母様からいただきました。

「光が闇を消す如く」というご著書を谷口清超先生がお書きくださっていますが、「闇」という“悩み”や“苦しみ”が消えるのは、はじめから「光り」のみが実在しているからです。

 どのようにこじれたと見える問題であっても、この実在の「光り」を灯すことによって、問題は解決し、大調和の世界が今、ここに顕れるのです。


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【質 問】 

 二人の息子は結婚し、二人ずつの孫も生まれ、心より嬉しく思っています。あと、一人娘(34)が同居しています。息子たちは男の子ですから、いたずらが多く、私はビシビシ厳しく育てました。

 しかし娘は、父親が可愛さ余ってどうしても甘やかして叱ることもできず、私が厳しくすると私が怒られ、ずいぶん悩みましたが変わることはなく、私は夫に反発して「将来の責任は持てないからから」と思っていましたが、結局私にのしかかってきました。

 娘は、男性とのお付き合いは度々あったのですが、なかなか結婚に至らず、まだかまだかと首を長くしていました。

 ここ二、三年「ステキな彼だよ!」なんて言いだし、私たちはいつ来るかいつ来るかと思っていましたが、合うこともなく、変だな? と思っていましたら、彼は結婚していて子供二人がいることを知り、私はとてもショックでした。

 彼は会社の上司(40歳)で、親切にしてもらっているうちに親しくなったらしく、相手の家庭が壊れ、もう後戻りできないところまで行き、最近別居してアパートを一人で借りたようです。

 娘は前の方との交際のショックや親友の思い掛けない死などから、軽いうつ病となり病院に通院しています。娘は、「私もこんなふうになるとは思わなかった」と言います。

 また、彼のことを取るつもりもなく、「奥様と別れないで」と彼に伝えたようです。が、奥様はご主人に夕食も作らなくなり、話もしなくなり、もう修復できないようで、私はどうしてよいか分かりません。娘を信じている夫に話すこともできず、毎日頭が痛く、誰にも話せずにいます。

 娘は「彼がいるから生きてられる」と言ったりしますが、相手の方の下のお子さんが、今年中学を卒業し高校生になります。
 娘は、「離婚が成立したら家に婿さんに来てもらいたい!」と言ったりしていますが、夫には、娘はどれほど甘やかされていても、心底話もできません。

 私は二十五年前に夫と結婚して、子育て中にご近所の方から『白鳩』誌をいただき、生長の家と出合い、もっと勉強したいと思い、講習会に参加させてもらいました。すぐ聖使命会員にもなり、今では子供三人孫四人とも十一人分、私の収入から納めさせていただいています。よい二人の嫁さんにも恵まれ、とても感謝しています。

 娘の結婚が私の希望でしたが、この縁をどのように受けとめていったらよいか、ご指導をお願いしたくペンを取らせていただきました。
 誰にも言えず、娘から「もう他の人を好きになれない!」とか言われますと強くも言えず、神様におすがりするしかありません。

 私は、娘と違って、厳しく酒乱の父で、甘えることもできない、話すらできないので愛に飢え、もう暗くおどおどした子供でした。やがて家を飛び出し、やはり家庭のある人と知り合い、知らず知らずのうちにどうしようもなくなっていました。

 そんなこともすべて知って夫は私をもらってくれたのです。だから、その上、娘がそんなことに、私は恐ろしさを感じています。

 こんな相談で誠に恐縮です。が、おすがりする気持ちで恥をかくのを知っての上で、書かせていただきました。

 

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【回 答】

 

 合掌、ありがとうございます。

 

 心待ちにしていたお嬢様の交際相手が、妻子ある職場の上司だったとのこと。さぞや驚き、そしてご主人にも相談することもできずに、一人で悩み苦しまれたことと推察しております。

 長年、生長の家の教えを勉強されているあなた様は、もうご存知のことと思いますが、これはお母様ご自身が経験されたことと同じようなことが、お嬢様にも再現されているわけですから、どこかでこの因縁を解消しなければ、先方のご家族の辛い悲しみが加わることで、さらに子々孫々にわたって同じような現象が再現されるかもしれません。

 

 しかし、解決できない問題などありませんので、ご安心ください。
 因縁や業(ゴウ)よって生ずる現象の一切は、心のカゲに過ぎないのですから。

 生長の家の教えを真剣に行じて、これまでの悪しき因縁や業(ゴウ)を解消された方々は、あなた様もご存知のように数知れずいらっしゃるのです。

 以下に、そのためのアドバイスを書きますので、これを一つの参考にして、信仰の道に精進してください。


①日々の祈りの中で天地一切のものに感謝すること。


 お手紙の中で、お父様は酒乱で、あなた様は話をすることすらできなくて愛に飢えていた、と綴られていましたが、お父様が酒乱のような状態になるということは、そこに至るまでに、どれほどの辛い悩みや悲しみを抱えていたことでしょう。

 そのことに、これまであなた様は、深く思いを巡らせてあげたことがあったでしょうか。

 これに加え、あなた様は娘時代に家を飛び出してしまったのですから、お父様お母様の悲しみは、その後にあなたが出合った妻子ある男性のことも含め、どれほど耐えきれなかったことでしょう。
 そのご両親の悲しみの幾分かを、あなた様は今、味わわせていただいているのかもしれません。

 お嬢様が、妻子ある男性と道ならぬ関係へと走ってしまったことの背景には、このお父様のみならず、あなた様がご自身の胸の内に隠し持っていた自責の思い(罪の意識)が、理不尽なことと思えるかもしれまんせんが、影響を与えていることでしょう。

 しかし、神の子の本質は「光り」であり、「愛」ですから、神を生きたとき、光りを生きたとき、家系にまつわる一切の罪は消えるのです。

 くり返しますが、あなた様に巡ってきた今回の問題は、全てを解決できるからこそ現れているのであり、あなた様に家族を救う尊いご使命があればこそ、生長の家の扉を叩かれたのです。

 さて、お父様の愛は、酒乱という姿しかご記憶にないかもしれませんが、それはまぎれもない“神様の愛”が、お父様を通して不完全ながらも現れていたのであり、このような不如意な姿しかあなたに見せられなかったお父様は、どんなに無念だったことでしょう。

 しかしこれも、神の子の円満なる実相を知らなかったお父様の“自責の念”のなせる仮の姿にすぎません。そのことは、人生経験を積まれた今のあなた様には、痛いほどお分かりいただけるのではないでしょうか。

 神の無限の愛が、お父様とお母様を通してあなたを愛し、今はご主人をはじめご家族を通して、周りのすべての人やものや事を通して、常にあなたの上に注がれているのです。

 神想観を通してその祝福を観じ、無限に感謝させていただきましょう。そして聖経『甘露の法雨』によるご両親への供養を通して、どこどこまでも光明一元の世界であることを悦びましょう。

 

②神の子としての使命(愛)を生きること

 お手紙で紹介されているように、あなた様は25年前の子育て中に、ご近所の方から生長の家を伝えていただき、み教えの光りに導かれて人生を歩み、そのおかげで子供3人、孫4人に恵まれて、今日まで平穏な生活を送ることができたことを、あらためてふり返ってみましょう。

 

 イエス・キリストは、「ともし火は升(ます)の下ではなく燭台(しょくだい)の上に置くことで、家の中はすべて照らされる」(マタイ伝)と説かれています。

 真理の灯(ともしび)は、あなた様が生長の家の教えによって光明生活へと導かれたように、家族や周りの人々にみ教えを明々と灯すことによって、多くの人が救われるのです。

 なによりも、あなた様が、はじめのはじめから「神の子」であり、「光り」であり、円満なる「愛」なのですから、自らの実相である「愛の光り」を照り輝かしてこそ、その本領を発揮して、光りとしての“ご使命”を全うできるのです。

 まずは今できるところから、神様の教えを伝えるために白鳩会員となり、ご自宅で白鳩誌友会を開催して、ご家族や近隣の方々を真理の道へと導き、一歩でも二歩でもあなたが今できる「愛行」を実践しましょう。

 あなたが「神の子」としての実相の灯を高く掲げ、「光り」をともす生き方をすれば、光りが闇を消すように、一切の悪業、悪因縁が消え、根本的な問題の解決につながるのです。

“急がば廻れ”という諺の通り、まずは人類光明化運動の一端に加わる決意をしてください。そして教化部や練成道場の練成会に参加して、心機一転して新生するための善き契機としましょう。

 

 分からないこと、追加の質問があれば、遠慮なくご連絡ください。

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