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2020年9月 4日 (金)

「もの」から「こと」へ (2020.8)

 どんな困難な状況でも、「八方塞(はっぽうふさ)がりでも天が空いている」というのが生長の家の教えである。コロナ禍によって、これまでの運動が二進(にっち)も三進(さっち)もいかない中で、埼玉・群馬双方の事務局の尽力により四月から毎日ZOOMとFacebookで神想観と講話を配信させていただくことができた。また組織幹部の皆さんのお力で、各組織の会議も次々と開催され、現在の変化に富んだ運動について事あるごとに語り合うことができた。さらに「さきたま・ぐんまネットフォーラム」では全国の著名な講師を招聘(しょうへい)しての講演会や、六月と七月には練成会に代わる行事として浄心行、祈り合い神想観、先祖供養祭も次々と開催できた。そのおかげで、Facebookおムスビのメンバーが、まもなく四百人の大台に達しようとしている。

 季節が音もなく変化するように、わたしたちの運動も、一人ひとりのアイディアを実現する舞台となり〝新しい運動〟がその全容を展開しはじめている。コロナの前と後では、実は〝時代が異なる〟ほどの大きな変化が見舞っているのだ。総裁先生が、観世音菩薩は「細菌やウイルスとして、自然現象として、汝に内奥の教えを説き給う」とお説きくださっているように、私たちは震災、豪雨、コロナなど次々と訪れる自然界からのメッセージに耳を傾け、〝内奥の教え〟にさらに深く、想いを巡らすときなのである。

 生長の家で展開している運動のカギとなるのは、〝ムスビの働き〟である。これはインターネットでの運動と、従来のお世話活動に共通した愛の働きである。たとえばインターネットで配信される情報は、時間や空間を超えて講話を視聴し、遠方にいる仲間たちと繋がる便利さがある。一方、実際に足を運んで誰かと会い、あるいは手紙やメールを書いて送り、深く〝想い〟を交わす愛行は、不便ではあるが簡単に流れ去ることなく、時を経ても心に留まるものである。外出もままならぬコロナの状況下で、縦軸となるインターネットの運動と、横軸となる従来の運動をクロスさせたムスビの〝場〟が、今の状況下で私たちが愛を実践する舞台なのである。

 いま多くの人々が「幸せ」を感じる内容が「〝もの〟から〝こと〟」へと変化しているという。〝もの〟とは「所有」して物質的に満足することであるが、〝こと〟とは、創り、出逢い、共感することで魂が悦ぶことである。つまり〝ただのお客さん〟ではなく、心を豊かにすることや生活の質を高めることの大切さに、多くの人が目覚めてきているのだ。谷口雅春先生は「喜びとはCreative(クリエイティブ) Power(パワー)(創造力)だ!」とお説きくださっているが、その〝こと〟の最良の実践がPBS(生長の家プロジェクト型組織)活動である。スマホを手にした皆さんは、ぜひPBSに入部して、最高の〝こと〟である神を生活することを実践していただきたい。そこから新鮮な喜びと、新たな出逢いと、神・自然・人間が大調和した〝新しい文明〟が開けてくるのだ。 

 (生長の家埼玉教区・群馬教区の機関紙より)   

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