希望を叶えるために

2015年4月12日 (日)

「言葉の力」

青少年の可能性を豊かに伸ばす『日時計24』という日本教文社刊の雑誌No.61(4月号)に、「言葉の力」というテーマで短いエッセイを寄稿しました。

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 コトバは、人の運命を変える不思議な力を持っています。

 長い人生には、ときに夢が砕け散り、挫折し、死にたくなるようなこともあるかもしれません。

  そんなとき、あなたの魂に深く響くコトバを紐解くことを忘れないでください。

  そのコトバはあなたの行く道を照らし、あなたの心の翼を甦らせ、あなたを人生の表舞台へと導くことでしょう。

 そのコトバは、ネットで検索することも、友人から気軽に聴くこともできません。

  なぜなら、運命を一変させる力を持つコトバは、深い祈りと愛を生きた人々から発しているからです。

  それは時代を越え、国境を越え、民族を越えて、まるであなた一人に遺したメッセージのように命に鳴り響き、貴方が何者であるかを示してくれるはずです。

 そのためには深い言葉の海に遊び、偉大な宗教家や思想家と親しく交わる不思議な時間をたっぷり過ごしてください。

  その経験はあなたの糧となり、遙か未来を見通す心の眼を啓き、夢を叶えるチカラを授けることでしょう。

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2014年3月19日 (水)

祈りと愛行について(子供が授からず悩んでいる方へ ②)

 皆さんは、不思議な偶然が重なったときや、善いアイディアが次々と湧きでてきたとき、ふと、神さまから導かれていることを感じたことがありませんでしょうか。

 
 このような不可視の世界からの導きは、その場や渦中にいて感じることもあれば、ずっと後になって、長い歳月を経たあとで気付かされることもあります。

 ブログも何年か続けていると、このような神秘な導きを感じる機会が何度か訪れるものです。

 今回紹介させていただく礼状にも、そのような内容が記されていますが、礼状を書きたくなること、その動機の中に、すでに次に展開する世界の萌芽がめばえているのではないかと思われます。

 今回紹介させていただく手紙は、2年ほど前にこのブログに掲載した
「子供が授からずに悩んでいる方へ」で遣り取りした方から頂いたものです。
 


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【礼 状】 (2014年3月13日)

 久都間先生に子宝に恵まれたい件で、相談に乗っていただいてから2年がたちました。ここのブログで掲載されている内容をもう一度読み返して、4月からの自分のあり方を考えようと、久しぶりにのぞかせていただきました。

 すると、私の相談内容と同じ悩みを抱えた方のお話
(流産して悩んでいる方へ)が寄せられていて、とても驚き、見るべくして神様が導いて下さったのかと思いました。

 ご相談に乗っていただいてから、丁度一年後に私は仕事を退職しました。やはり現在の仕事を続けていては、ゆったりと家庭モードになることは難しいと考えたからです。しかし、教育現場から離れることへの寂しさもあり、退職してから2ヶ月後に、半日の仕事ではありますが、再び子ども関係の仕事に就き、現在に至ります。仕事量が断然減り、生長の家のご本を読んだり、聖経をあげたりするなどの余裕もできました。

 しかし、まだまだ悟りの浅い自分ですので、子宝に恵まれたいという焦りがなかなか治まらず、その焦りが主人にも少し移ってしまったようにも思います。「最も良い時期に神様が授けてくださる」と分かっていても、それは、いつ??と思ってしまう情けない状態です(^-^;

 この4月から再び中学校へ戻ろうかと、ある試験を受けましたが、不採用通知が来ました。面接の時には自分なりに手ごたえがあったので、「あれ・・?」と思っていたのですが、もう一通の手紙で、その理由が分かったように思います。

  その手紙は、一年前に別れたある生徒からの手紙でした。私が一生懸命指導していた部活動の部員の子です。自分の高校受験合格の報告をしてくれる手紙でした。そして、手紙の内容には、「先生が退職された理由が知りたい」ともありました。子どもを授かるために退職したとき、生徒たちにはどう説明してよいか分からず、「家の事情」とだけ告げていたのです。

 今回この手紙と不採用通知が同時に来たのは、神様に「何のために仕事をやめたのか思い出しなさい」と言われているような気がしてなりません。

  それでもなお、経済的なことも気になり、別の仕事も探そうか・・・と迷っていたときに、ここのブログに再び出会いました。なんだか肩を押されたような気がします。4月からいったん、仕事はきっぱりやめてみようかなと思います。

 まだまだ、気持ちが落ち着かないところもありますが、生長の家の勉強をしながら、神の子の自覚を深め、素晴らしい神の子さんを授かるよう頑張って生きたいと思います。

 また、不安になった時にはご相談させてください。ここにたどり着けて本当に良かったです。

 ありがとうございました。

 

【返 信】 

 近況をご報告くださり、ありがとうございます。

 かつてあなたが指導していた生徒からの手紙、そして不採用通知が同時に届いたのは、深い摂理に導かれてのこととと思います。

 また2年前、ご縁あってあなたから頂いた質問への回答をこのブログに公開しましたが、それを読んだ方から寄せられた質問にふたたび私が答え、それを今度はあなたがご覧になり、「肩を押されたように感じた」というのも、一連の神さまの導きであったのでしょう。

 この導きにしたがって、なにかアドバイスできることを綴ってみましょう。

 まず思い浮かぶことは「感謝の生活」です。『甘露の法雨』の冒頭に掲載されている「大調和の神示」には、「その感謝の念の中にこそ汝はわが姿を見、わが救いを受けるであろう」と説かれています。

 つまり「感謝の生活」こそが、神さまと心の波長の合う、神の子にふさわしい、また神の子さんを迎え入れるのに最適な生活なのです。
 それは天地一切の人に、物に、事に、ただ感謝、感謝の日々を送ること。

 また『生命の實相』には、いずれの章かは忘れましたが「絶対感謝」というコトバが説かれています。この感謝の意味は、何かを頂いたからありがたい、何かをしてもらったから、ありがたい、といった相対的な感謝も大切ですが、そのような条件に対する感謝ではありません。

 まだ何も与えられていなくても、またはマイナスの状況で、たとえ八方ふさがりの真っ暗闇の中であったとしても、現象の奥にある神(実相)を感じて、その円満完全なる実相の光りを観じ、信じて“無条件”で感謝することです。

 これは相対的な感謝ではありませんので、「絶対感謝」あるいは“無条件感謝”とでもいうべき「感謝」であり、この感謝こそが、生長の家の祈りである神想観で観ずることの“中身”であり、信仰の根源的な悦びもここから湧いてきます。

 これと合わせて、祈りの助行としての「愛行」を実践することをお勧めします。

「愛行」とは、「“愛”が“行”ずる」と書きますが、その文字が意味するように、あなたの内なる「愛」を、深くゆたかに鳴り響かせることが「愛行」です。この「愛行」は、教師をされていたときに、すでに授業や部活などの指導を通して無意識のうちに実践されていたことと思います。が、今度はこれを初めから〝無償で行う〟ということが、お仕事とはちょっと異なるところです。

 その〝無償〟なることのポイントは、神さまの御心を第一にする、ということです。つまりその行為が自分や家計にとって損か得か、収入があるか無いか、といった利害や損得勘定によってものごとを判断する〝左脳的な働き〟をいったんお休みさせて、すべてを円満完全なる大生命にゆだねてみる、ということです。

 円満完全なるもの(神)に全てを委ねることを“全托”といいますが、全托することによって円満完全なるものが現象世界に顕れて、全ての問題は解決し、あらゆる願いは叶えられる、それが生長の家で説くところの「神癒」(meta physical healing)なのです。

 そのためには先ず、ご自宅で祈り(神想観)を実修して、神さまに全托して、あなたの内から、誰かが心から喜んでくれそうなことがヒラメイテきたら、毎日それを素直に一つひとつ実践に移してみましょう。どんな小さなささやかなことでもいいから、やってみてください。

 神想観という祈りが、神なる宇宙大生命との一体感を深める〝静的な工夫〟であるとすれば、“無償の愛”を行ずる「愛行」は、これを体感して実践する〝動的な工夫〟に当たります。〝工夫〟とは、神や仏の御心に専心専念こころを合わせることです。この「祈り」(神想観)と「愛行」を通して、神さまの世界にある無尽蔵の知恵、愛、生命をこの世に具体的に実現させることになります。

  そのためには、生長の家の教えを、多くの先達や仲間とともに学ぶヤングミセスの集いや、母親教室に参加して、ともに真理への道をあゆむ仲間から、善いアドバイスをいただきながら精進されることをお勧めします。

 1人で研鑽する時間も大切ですが、道を求める仲間たちとともに歩むことで、独りの修行では得ることのできなかった、思いがけないほど多くの発見や内的な気づきがあるものです。

  分からないことがあれば、遠慮なくご相談ください。

                        (2014年3月19日)

生長の家本部講師
久都間 繁

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2014年2月 1日 (土)

“いのち”に授けられた宝物

昨年の12月上旬、インドネシア・ジャカルタの高校で、学生を対象に「生長の家」のお話をさせていただきました。

参加した教師と学生のほとんどがムスリムのため、イスラームの聖典『コーラン』の一節にある、普遍的な真理と思われる教えの“中心部分”を表現したコトバを引用しながら、演題を「“いのち”に授けられた宝物」と題して、私たちの内から切実に湧いてくる「夢」や「願い」は、神様から授けられたものであることについてお話しました。

また、「コーラン」に説かれたアッラー(神)の恩恵を現す「神兆(みしるし)」について紹介した上で、――私たちは神様の愛に取り巻かれており、それは太陽や月や星や雨や海や植物の(など自然からの)恵みとなり、祖父母や父母兄弟の家族や友人や先生方の愛となって、私たちを生かしている――

という話をして、最後に、「皆さんの“夢”は、神様から授けられたのだから決して遠慮してはいけないし、あきらめたらだめだ! それは君たちのためだけではない、皆さんの夢が実現することを大勢の人が待っているのです!」とお話させていただきました。

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 皆さま、こんにちは。

 今日は、皆さんお一人おひとりの“いのち”に授けられた宝物について、お話したいと思います。

 ここにいる皆さんは、きっと将来の「夢」をお持ちだと思います。
 たとえば「大好きな仕事をしたい」とか、「結婚して幸せな家庭を築きたい」とか、「両親に悦ばれたい」といった“夢”や“願い”を持っているのではないでしょうか。

皆さん、いかがでしょう。自分の中にある“夢”や“願い”について、今、眼を閉じて静かに見つめてみましょう――。

 

 いかがですか。それぞれ、思い当たるものがありましたでしょうか。

 ここで、私がお伝えしたいことは、その「願い」や「夢」こそが、実は皆さんお一人おひとりに授けられた最高の宝物だ、ということです。それは要するに、皆さんが人生で幸福な生活を実現するための「幸せの種(たね)」なのです。

 皆さんの内なる「幸せの“種”」を育て、「夢」の実現を手助けすることが、この学校で勉強することであり、先生方がここで教えてくださることの目的です。
ですから先生方は、皆さんの「夢」や「願い」が人生を通して実現することを、いつも願っているのです。

 なぜなら、皆さんのうちにある「幸せの“種”」から芽が出て、やがて花を咲かせ、実を結ばせることこそが、皆さんがこの世界に生まれた目的であり、他の誰とも代わることのできない、皆さん一人ひとりに授けられた大切な使命だからです。

 では、その「願い」や「夢」の“種”は、いったい誰が授けてくれたのでしょう。

 皆さんは、自分で考えて作ったと思いますか。それともご両親が授けてくれたと思われますか。あるいは学校の先生が授けてくれたのでしょうか。

 以上の人たちは、皆さんに降り注ぐ太陽のように、皆さんの「夢」や「願い」が地上に花咲くための手助けをしてくださっていることは間違いありません。しかし、皆さんに「夢」や「願い」を授けたのは、それは慈愛に満ちた創造主である神様(アッラー)が授けてくださったのです。

 ですから、皆さんの「願い」や「夢」がこの世界で花咲き実現することは、神様の御心が実現することでもあるのです。

 また、皆さんが「夢」や「願い」の実現に向って悦び勇んで生きることこそが、神様の悦びなのです。

 もっと言えば、皆さんの「夢」や「願い」が実現することを、実は神様が無限の知恵と愛とチカラを持って、ちょうど大地に降り注ぐ太陽や雨がパパイヤの木やマンゴーを育てるように、ご両親や先生方を通して、全面的に後押ししてくださっているのです。

 

 そこで今日は、みなさんの内に在る「夢」や「願い」について一歩踏み込んで学んでみたいと思います。

 さて、ここではムスリムの方が多くいらっしゃると思いますが、コーランの50章16節には、次の言葉が書かれています。

 

「われ(アッラー)は彼の頸(くび)の血管よりも近くにいる」(50章16節)

 

 この「われ」というのは、アッラーのことです。神様は私たちの「頸(くび)の血管よりも近くにいる」とは、どういうことかと言いますと、神様は私たちの“最も近くにいる”ということです。

 もっとハッキリ言えば、「内に在る」ということです。つまり神様は、私たちの内にあって、私たち一人ひとりとなって生きている、ということです。

 皆さんは、お父さんとお母さんの子供であることはもちろんですが、それと同時に、偉大なるアッラーの子供でもあるのです。

 ですから、どんなに実現できそうもない「夢」や、今の自分とは懸け離れたように見える「願い」であっても大丈夫です。

 豆粒のような“種”が、やがて樹木となり立派な花を咲かせ、たくさんの果実を実らせるように、いつもアッラーと共にあることを喜び感謝していれば、「夢」や「願い」を叶える道が、必ず開けてくるのです。

 たとえば皆さんは、せっかく「夢」や「願い」という「幸せの“種”」を持ちながらも、現在の貧しさや、自分の能力の足りないところだけを見ている人はいませんか。

 たとえば私の家にはお金が無いから「夢」を実現できないとか、私は能力がないからダメだとか、頭が悪いから無理だ、なんて思っている人はいませんか? 

 それは神様を信じているのではなく、ただの心の現れである「現象」を見ているだけなのです。

 私たちが今まで考えてきたこと、思い込んでいたことが、「現象」となって目の前に現れているだけにすぎないのです。

 一粒の種が豊かな実りをもたらすように、皆さんは、神様に授けられた「願い」を、感謝と喜びをもって努力することで、どれだけでも運命を開拓するチカラが湧いてきます。

 より豊かな、より悦びに充ちた、より善き運命を、皆さんの人生に実現する秘訣がここにあります。

 皆さんの内にある「夢」のツバサを、心の限り大きく広げてください。そして皆さんの「願い」が、人生に必ず実現することを伸び伸びと悦んでください。

 そして、今できる一つ一つのことに一所懸命に取り組んでください。それが「夢」や「願い」を叶えるための道です。
 そしてまっすぐに、あなたの「夢」や「願い」や「希望」に向って、黙々と進んでください。

 

 コーランの第51章20-21節には、次のコトバが説かれています。

 

「そして地上には、信仰心の篤い者への御徴(みしるし)が多くある。汝らの中にもある。それでも汝らは見ようとしないのか」(第51章20-21節)

 

 このコトバは、神様は、どこかの遠い彼方にいるのではなく、常に皆さんと共にある、ということを伝えています。

 そして今現に、神様が皆さん一人ひとりの“いのち”となって生きているのです。その神様の御心が、皆さんの内から、絶えず“願い”となり“夢”となって喜びのメッセージを発しています。

「幸せになりたい」「豊かになりたい」「すばらしい相手と結婚したい」「幸福な家庭を築きたい」「夢をかなえたい」これらの明るい、悦びと希望に満ちた“願い”は、すべて皆さまの内なる神様から発しています。

 なぜなら神様は、はじめから満ち足りており、幸福であり、悦びそのものだからです。したがって、神様の子供である皆さんもまた、満ち足りたい、幸福になりたい、悦びたい、という“願い”が自然に湧き起こってくるのは当然のことなのです。

 だから皆さん、心の底から湧いてくる“願い”を遠慮してはいけません! “夢”をあきらめてはだめです! それは自分のためではありません。あなたの“夢”が実現することを、多くの人が待っているのです。

天地に満ちている“神のいのち”を豊かに感じよう

 さて、視野を大きく広げてみれば、神様は皆さんの中にあると同時に、皆さんに光りを降り注ぐ太陽となって現れています。
 また、私たちが住む地球となり、海となり大地となり、私たちを取り巻く空気となり、水となり、火となって現れています。

 また、皆さんのお父さんとなり、お母さんとなり、おじいちゃん、おばあちゃんとなり、兄弟姉妹となり、学校の先生となり、友だちとなって現れています。

 つまり皆さんは、神様の“愛”と“生かす力”に取り巻かれていると同時に、神様は皆さんの内にも満ちているのです。つまりこの世界は神様に満ちあふれている、と言えるのです。

 

 最後にコーランの数節(16章10-13節)を拝読して、今日の話をまとめてみます。

 

彼(神様)こそはお前たちのために天から水を降らせて下さるお方。それが飲み水にもなれば、またそれで樹木が(育って)お前たちの家畜の飼料ともなり、また(神様は)それでお前たちのために穀物やら、オリーヴやら、棕櫚(しゅろ)やら、葡萄(ぶどう)やら、そのほかありとあらゆる果実を育てて下さる。まことにこれこそ、ものを考える人にとっては、まぎれもなく神兆(みしるし)というべきではなかろうか。

またお前たちのために夜と昼、太陽と月を使役して下さった。それから星々もまた御命令によって使役されている。まことにこれこそ、もののわかる人にとっては、まぎれもない神兆というべきではなかろうか。

またお前たちのため地上にたくさん作り出して下さったもの(動物や植物)の種種様々な色どり――まことにこれこそ、注意ぶかい人にとっては、まぎれもなく神兆というべきではなかろうか。 (16章10-13節)

 

 ここには、神様の「神兆(みしるし)」について説かれていますが、ここでとても大切なことは、神様の「神兆(みしるし)」を豊かに感じることのできる人は、「ものを考える人」「もののわかる人」「注意ぶかい人」と説かれていることです。

 つまり、これとは逆に、「ものを考えない人、もののわからない人、注意が散漫な人」は神様を感じることができない、ということです。

 皆さん、動物や植物が生長することの不思議や、夜空に浮かぶ星の美しさ、朝日や夕日など自然現象の美しさを豊かに感じてください。

 そしてお父さんお母さんをはじめ皆さんを見守る人々の愛や思いやりを思い出してください。

 これらの全ては慈愛深き神様の恵みそのものなのです。

 この神様の神兆(みしるし)のひとつ一つを注意深く観察し、心から感謝しましょう。

 私たちを取り巻く神様の恵みを豊かに感じて、神様の恵みの中に生かされている喜びをかみ締めてみましょう。

 それでは、ただ今から紙を配りますので名前を書いてください。これから10分ほど、皆さんを取り巻く神様の恵みを1つ1つ思い出しながら、感謝をこめて書いてみましょう。

 その後で、皆さんの将来の“夢”や“願い”を書いてみましょう。どうぞ始めてください。

 

(このとき、ホワイトボードに次のように明記しました)

 

①私の周りに満ちあふれている神様の恵み

②私の将来の“夢”や“願い”

※書き終えた後で、何人かの人に発表していただきました。また、これを自宅の机の前に貼って神さまに感謝していれば、それぞれの夢が叶うことをお伝えしました。

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2014年1月27日 (月)

両親が反対する結婚を成就するために

 今年(2014年)の初め、当ブログを読んだ20代と思われる女性から、ご自身の結婚について、メールで相談をいただきました。

 彼のご両親は結婚に大賛成しているものの、ご自身の両親は反対しており、彼女はその狭間(はざま)に立って悩んでいる、ということでした。

 内容を拝見すると、彼女のご両親が結婚を反対する最大の理由は、経済的な問題にあるようでした。
 結婚の幸福が、経済的な豊かさに重点を置いているご両親にしてみれば、娘が苦労を背負い込むことは見るに忍びず、そんな結婚は許可できない、というお気持ちも、分からないでもありません。

 一方、彼の両親からは、「親の反対押し切って結婚はやめなさい」と言われたそうです。

 そこで彼女は、「両親の望む結婚をしたいのですが、どのような説得をすれば、両親の不安を解消させてあげられるのでしょうか」と、当欄にアドバイスを求めて来ました。

 以下が、寄せられた質問と私からの回答です。

 
 

 

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【質 問】

 

25歳の女性です。

 

交際2年の彼(30)と結婚を考えております。
彼の両親は大賛成です。
しかし私の両親は反対してます。

 

理由は彼の両親の経済状況です。
彼の父親は会社を経営していましたが倒産。
その時抱えた借金の返済に追われ、
まともに貯金が出来なかったそうです。

 

現在は完済し、少ない額ですが私達の為の結婚費用を貯める為に共働きしてます。
借家住まいで、彼も高卒ですぐに就職しました。今の会社も長く勤め、経済的に自立してます。

 

一方、私の家庭は持ち家があり、兄、私も大学を卒業してます。
学費も、車もケータイも全て親が払い、私は何不自由ない生活を送っていました。

 

私の家庭は祖父母自身が貯蓄をしていたので祖父母の介護や冠婚葬祭の費用を両親が負担することはありませんでした。
それだけの負担があれば恐らく今の家は建てれなかっただろう。父はと言ってます。(大型の住宅です。正直うちの家庭には広すぎます。。)

 

彼との結婚後も、住宅購入を考えてますが、

「彼の両親の老後の面倒をみながらローン返済はあまりにも酷だ。そして互いに育った環境が違いすぎる。お前には無理だ」
と実父に言われました。

 

一方、彼の口から彼の両親に事情を話してもらうと

 

⚪︎自分達の所為で反対されてしまい、申し訳ない。
⚪︎私達はそのために保険もきちんと入っている。少ないが貯金もしている。
⚪︎私達の事は心配するな。自分達の事を考えて生きろ。
⚪︎最悪の場合、私達を見捨てろ。当然の報いだと思っている。
⚪︎◎◎ちゃん(私)を悲しませる事はするな。幸せにしろ。

 

両親から精一杯の返答がありました。

 

私は彼も彼の両親も大好きです。
彼自身も私の事と両親を愛してくれているのが伝わります。

 

私の両親は家庭環境を重視し、世間体を気にします。過保護に育てられ、今でも権限は親で私を信用してません。そのせいなのか、私はマイナス思考になりがちです。

 

相手のご両親は恋愛結婚肯定で、両親より彼の立場が上です。
彼自身、厳しい環境で育ったため、ハングリー精神を持ち、仕事も一生懸命ですごく頼りがあります。

 

彼の言葉にこれまで何度も支えられました。自信が出てきました。

 

言葉が軽く見えますが、私の意思は変わりません。苦労を共にする覚悟はあります。
(私の両親にその事を伝えると「初めは皆そう言う」と笑われます)

 

家を飛び出す覚悟もあります。

 

が、しかし、彼の両親から「親の反対押し切って結婚はやめなさい」
と言われました。
両親の望む結婚をしたいのですが、どのような説得がすこしでも両親の不安を解消させてあげられるのでしょうか。

結婚への意志は全くブレてません。

ただ冷静さを忘れては行けないとおもい、客観的なご意見も伺いたいと思いました。
宜しくお願いします。

 

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【質問への回答】

 

ご相談のメールを拝見しました。

 

もう少し詳しい背景が分かれば、具体的なアドバイスができるかと思います。

 

しかし、あなたご自身の内において、「結婚の意思が全くブレていない」のであれば、あなたの信じた通りに生きることこそが、最良の結果をもたらすことでしょう。

 

ただし、一つだけアドバイスさせていただくとすれば、先方のご両親から、「親の反対を押し切った結婚はやめなさい」と言われているのであれば、あなた様は、全力を尽くしてお父様とお母様に、今回の結婚を受け入れていただかなければいけません。

 

なぜなら、それが家族の皆が末永く幸せな生活を送るための大切なカギであることを、彼のご両親はよくよく分かった上で、あなた方お2人に語っていると思われるからです。

 

そして、家族皆の祝福を受けて結婚することこそが、これまでお世話になった双方のご両親へのご恩返しであり、最良の親孝行でもあるのです。

 

そのために、あなたは両親に、今回の結婚について面と向かって言葉に出して説得するもよし。

それが難しいようであれば、手紙に直筆で、あなたの心情を書いて伝えることをお勧めします。

 

ポイントは、これまでお世話になったことへの感謝を込めて、思いの丈を書き綴ってみることです! 

 

一度でだめなら、二度でも三度でも、ご両親がほとほとあきれて、なっとくするまで!

 

以上が、ご相談の内容を拝見した上での私の意見です。

 

分からないことがあれば、遠慮なくおたずねください。
時間があるときにお答えします。

 

平成25年1月6日

 

久都間 繁

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2013年2月18日 (月)

外国人という理由で結婚を反対されて

 当ブログをたまたま読んだという女性の方から、ちょっと深刻な結婚問題について、アドバイスを求められました。

 

 頂いた質問のほかに詳しい背景が分かりませんが、この方への回答を、類似の問題に悩まれている方への参考のために公開させていただきます。

 

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【質 問】

 

 先生、こんばんは。

 偶然に先生のブログをみつけ、人生の相談をのっていただけますでしょうか。

 私が外国人で、日本人の彼と8年間付き合っています。
 彼は、長男で土地の持ち主で、家業を継がなければなりません。

 ただし最近、彼のご両親にご挨拶にいったら、彼の父親に猛反対され、私をとるか、家をとるかを選べって父親に言われました。

 父親が反対する理由は、外国人の血をお墓にいれてはいけませんと。
もし、彼が私を選ぶなら、土地を売却し、長男という冠を剥奪し、家から追放されるようです。
 母親からも家庭崩壊だとか、産んでないことにするとか親不孝だとか、罵声をあびさせられてます。

 彼が、それらすべて承知の上で私と付き合っていますが、毎日苦しんでるのは私しかみえません。

 苦しませたのは、私ですね。
 その決断を迫られまして、彼が家を出て、私と一緒に生きるといってくれましたが、私にとって幸せな限りですが、彼に家庭崩壊の罪名を背負って、私と一緒にいることで幸せになれるでしょうか。

 絶対に幸せを見せつけようと誓いますが、彼にとってそれが本当の幸せなんでしょうか。

 先生、彼にとって正しい選択は、なんでしょうか。
 私と家族、家業を同時に守れないものでしょうか。
 子供を産んだらご両親が少しでも許して下さると期待するしかありません。

 先生のご意見を聞かせていただけますか。


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【回 答】

 ご質問ありがとうございました。

 出張が続いておりましたので、回答が遅くなり失礼しました。

 8年もお付き合いしている彼との結婚について、先方のご両親から強く反対されているとのこと。

 また、彼のお父様が「外国人の血をお墓にいれてはいけません」とおっしゃっていることは、詳しい事情は分かりませんが、なにか伝統的な家業を営んでいるが故のことかもしれませんね?

 彼自身が、土地や財産を捨てて、今後どのような苦労も厭(いと)わない覚悟が出来ているのであれば、また、そのような彼へのあなたの想いが揺るがないのであれば、彼の行く道に従うことが、最終的には善い結果を招来することと思われます。が、彼がそのことを悩み苦しんでいる様子が、文面からは伝わってきます。

 彼のご両親から結婚を認めてもらえないまま、たとえ二人が結婚したとしても、霊的な方面から観れば、あなたは結婚を通して彼の家系に加わらせていただくことになります。

 また、ご両親が反対されるということも、これも無闇に反対しているのではなく、ご両親は先祖たちの“想い”の一端(全部ではありません)を感じて、意見を表明されいるものと思われます。

 外国人であるとか、家柄がどうであるとか、そのようなことはただの偏見にすぎないのですが、彼のご両親が反対されるのは、あなたの真の姿(円満なる実相)をご両親(やご先祖)が知らないことと、外国人であることへの違和感から、結婚によってこれまで保ち続けていた良き伝統が壊れてしまうのではないか、との“恐れ”を感じているのではないかと思われます。

 時間が掛かるかもしれませんが、あなたは、そのような日本の古い風習や考え方も受け入れなければならないでしょう。なぜなら、彼との結婚とは、彼のそのような文化的な背景とも、深く“ちぎり”を結ぶことになるわけですから。

 そのような前提を踏まえた上で、お二人の結婚が、ご両親をはじめ、家族や周囲から祝福されて、幸福な家庭生活と繁栄への道を開くためのアドバイスを、以下に挙げさせていただきます。

①一切を神なる大生命に委(ゆだ)ねること。

 大生命(神様)は宇宙に充ち満ちています。それは貴方の内にも充ち、彼のご両親の内にも満ち、ご先祖の内にも充ち、彼の内にも満ちています。大生命とは即ち神(仏)の智慧、愛、生命であり、すべてを生かすチカラのことです。

 私たち人間は一人残らず、その宇宙に満ちる大生命の子供であり、その大生命に生かされているのです。このことを生長の家では、「人間は神の子である」と説いています。

 あなたの親様なる大生命(神様)に、今回の問題のみならず全てのことを委(ゆだ)ねてください。必ず、なんらかの答えか、困難な問題を解決するための導きを得られることでしょう。

 その方法として、生長の家では神想観(しんそうかん)という祈りの実修を勧めています。が、あなたが何か信仰をお持ちであれば、その形式に添って、以上のことを念じながら、深く祈念されるとよろしいでしょう。
〈ご参考〉

『神想観はすばらしい』谷口清超著
 
②彼のご先祖の供養をすること。

 幸せな結婚をするための一助として、彼のご先祖に今回のことを報告し、今後の展開の一切を委(ゆだ)ねてみましょう。

 その方法としては、お部屋の中で清浄な場所を設けて、深く心を静めて「○○○家先祖代々の御霊(みたま)」と、声に出して彼のご先祖を招霊して、ご先祖が信仰する宗教のお経を読んであげるか、現代のコトバで深い宗教的真理が書かれた
『甘露の法雨』を読んであげるとよいでしょう。

 詳しくは、日本教文社刊の
『人生を支配する先祖供養』谷口雅春著を参考にしてください。

 また、彼と一緒にご先祖のお墓に詣でて自分たちの思いの丈(たけ)を伝え、ご協力を仰ぐとともに、今後の導きをお願いするとよろしいでしょう。

 分からないことがあれば、なんなりとコメント欄かメールを通じてご連絡ください。

 また、関東周辺にお住まいであれば、私の聖典講義の折に個人指導をしておりますので、遠慮なくお訪ねください。2月は24日(日)、3月は24日(日)それぞれ午後1時から
講話を予定しています。

 全国各地にも生長の家の教えを伝える
拠点がございますので、ご相談されるなり、詳しいことをお尋ねになるとよろしいでしょう。

 

 

 

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2013年1月30日 (水)

内なる光りを解き放つ

 私たちは、生活に豊かな富や幸福の実現を願う思いがある一方で、無意識のうちに、それらの実現を否定する“逆念”を起こしている場合があります。

“逆念”とは、燃えかけようとしている幸福の炎に、「シュン!」と、水を掛けるような働きをします

 炎が燃えたのなら、暖をとり、料理を作り、火の豊かな恵みを感謝して受ければいいのですが、おもしろいことに逆念は、自分の幸福や富が実現することを否定してしまうのです。

 このことを心理学では、「自己処罰」とも表現していますが、その背後には「罪の意識」が作用している場合が多いのです。

 このことから、私たちが人生に幸福を実現する方法は、意外に簡単であることが分かります。

 それは、「自己処罰」の原因である、「罪の意識」をぬぐい去るだけでいいのですから。

 そのための最良の方法は、自己の本質を根源から見つめること。

 自己の本質が「神」であり、「愛」そのものであることを見つめ、それ以外の何ものでもなかったことを心の底から悦ぶことです。

 たったそれだけのことで、私たちの運命の豊かなる展開をさまたげていた一切の帳(とばり)が消え、あなたの内なる無尽蔵の光りが解き放たれるのです。

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2012年9月28日 (金)

マンションの売却について

 関西在住の40歳の女性の方から、「マンション売却のことで悩んでいます」という相談をいただきました。

 たとえば、信仰熱心な方で、どんなに神仏に祈っても、どんなに「心の法則」を駆使してみても「願いが叶わない」という方がいますが、そのような場合は、もしかしたら心が神さまと一つになっていないのかもしれません。

 神さまと一つになる道は、自分と全てのものを「赦すこと」「愛すること」そして「感謝すること」から開けてきます。


「願い」は、実在(実相)の世界にすでに成就していればこそ、私たちの脳裏にアイディアとなってひらめいてくるのです。

 また、その「願い」が、利己的なものではなく多くの人を幸せにするような内容であれば、神は宇宙に充ちている大生命ですから、“神と一つ”になることによって、宇宙の全体が「願い」の実現を後押ししてくれます。

 それが「祈る」ことの醍醐味であり、「吾れ祈れば、天地が応える」のです。

 

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【質 問】


 マンション売却の事で悩んでいます。

 私が現在住んでいるマンションは築27年のマンションで13年前に自分で購入したマンションです。

 当時は結婚を機に購入したのですが、2年後に離婚しずっと働いてローンを返済してきました。

 この度、売却を決意したのは勤務先に近い大阪に戻りたいこと、また新しい縁に恵まれて再婚したいこと。維持費を支払っていく自信がない、階下の子供の声がうるさい、などの理由で売却を決意しました。

 昨年の11月から売却活動を始め、不動産仲介会社の紹介で数人お客さんを紹介していただきましたが、なかなかいい返事をもらえず焦る日々が続いています。

 販売価格も当初より大幅に下げたり、「必ずこのマンションを必要とする人に巡り会える、神様におまかせします」と祈っていても、このまま売れないのではないかと不安に思ってしまいます。

 マンションの1階には飲食店があり、その臭いを嫌う人やエレベーターにのる前後に階段があり、年配の人からは「階段があるから・・」と断られてしまいます。

 現象に囚われていてはいけないと思いましたが、どのように祈ればよいでしょうか?

 ちなみにこのマンションは中古で購入したものですが、私が住む前の人が破産した物件でして、その後に住んだ私が離婚・勤めていた会社が倒産等、よくないことが続きました。(離婚は私に原因があるのですが)これも気にしない方がいいでしょうか?

ご指導宜しくお願いします。


(匿名希望)生長の家信仰歴:30年以上

 

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【回 答】

 

 マンションの売却については、ご相談内容を拝見する限り、最良の時期に選択されていることと思います。

 

 また、マンションが売れない原因としては、メールにお書きになっているように、

 

「私が住む前の人が破産した物件でして、その後に住んだ私が離婚・勤めていた会社が倒産等、よくないことが続きました」

 

 ということがあなた様の心の奥にあって、それが原因しているものと思われます。

  つまり、このマンションを購入した人は“不幸になる”という、あなた様の潜在的な想いが、スムーズな売買の妨げになっているのではないかと思われます。

 

 この問題を解決するのは簡単です。

 すでに祈り(神想観)を実修されているのですから、朝晩の神想観の折に完全円満なる実相世界を観ずること、そして真理の言葉の読誦によってマンションを浄めることです。

 

具体的には、

①神想観を実修して、実相においてマンションははじめから神の子・光りの子の住まいであり、神の智慧と愛と生命に充たされており、これまで13年間もお世話になりありがとうございました、と心から感謝すること。

 

②これから神縁によってマンションに住む方が、光りあふれるこの家に暮らして、家族仲良く円満完全な大調和の生活を送る姿を観じて、ひたすら祝福祈念すること。

 

③聖経『甘露の法雨』を朝と晩に誦げて、真理の言葉によってマンションを浄め、神さまに一切をゆだねること。

 

 以上のことを続けていれば、最良の時期に、最良の買い手が現れ、売り手も買い手も満足する最適な値段で売買が成立します。

 のみならず、あなた様の運命も大いに開けてきますので、安心して神想観と聖経読誦を続けてください。

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2012年7月30日 (月)

両親に結婚を反対されている方へ

 彼との結婚を、親に反対されているという女性から相談のメールを預かりました。

 ご自身が本家の一人娘であること、一方の相手の男性も跡取りの長男であることが、結婚を反対されている大きな理由のようです。

 結婚は両親に祝福されてこそ理想的な出発ができるものです。しかし、本人や両親が跡継ぎのこと、家柄のこと、親の都合、経済的理由などの周縁の事情(現象)に引っかかっている場合は、まとまる話もこじれてしまい、やがて婚期を逃してしまう場合もあります。

 このような諸問題を根本的な解決へと導くのが、宗教的な智慧によるアドバイスです。

 参考のために、実名を伏せて、メールでの遣り取りを公開させていただきます。
 


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【質 問】

 私には4年間お付き合いしている彼がおり、お互い結婚したいと思っています。しかし、私は一人娘、彼は長男(妹が一人)なので、私が嫁に行くと家やお墓が途絶えてしまいます。

 私の両親の反対の理由はいろいろ言われましたが、大きくは後継がいなくなるし、本家がお墓や仏壇を守らないとご先祖様が悲しむし、私や私の子供のことを守ってくれなくなることと、私が4年間彼氏との交際を黙っていたことがショックだったようです。

 また、母は長男の父に嫁いで大変苦労したので、私には苦労させたくないようですが、次男と結婚したからといって苦労しないなんてことはないはずです。母としては苦労は誰でもするが、できるなら、苦労は軽くしてあげたいというのです。

 私の気持ちとしては大好きな彼と結婚したいですし、両家の親や家のこと、一緒に力を合わせて見ていきたいと考えてます。早く孫も見せてあげたいと思います。

 でも理想論ばかりで本当に100%できるかといわれると自信はありません。頑張るつもりはありますが。

 やはり本家の一人娘と長男の結婚は難しいのでしょうか? 両家の墓をみるのは不可能ですか?

 親からは、“人に流されやすく、親には冷たい女だ”と言われて、とても悲しいです。

 母の姉や母は生長の家を信仰していて、姉はとくに熱心です。

 しかし、今回反対され、冷たい女とまで言われ、なんのために信仰しているのかと思ってしまいました。

 私の考えは間違いなのでしょうか?

 親の理想の相手と結婚すべきですか?

 

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【回 答】

 

 メールでのご質問拝見しました。

 両親に結婚を反対されているとのこと。
 理由としては、お互いに跡取り同士の結婚であり、あなた様が嫁いだ場合は実家の家系が途絶える可能性があること。

 

 そして、4年間の彼氏との交際を、あなた様のご両親に黙っていたことで、両親がショックを受けているということ。

 またご両親からは、今回のことをめぐり、あなた様に対して「人に流されやすく、親に冷たい」と言われて悲しい思いをしているとのこと。

 

 人生には、さまざまな障害と見えるものが現れることがありますが、これも全てが善くなる過程であり、一つひとつのことを通して、私たちは人生の深い意義を学んでいるのです。

 

 ご両親をはじめ、あなた様を取り巻くすべての人たちが納得し、そして皆が満足する解決策が、必ず見つかります。ご安心ください。

 

 では、まず確認しておきたいことがございます。

 それは、彼氏は正式にあなた様のご両親のところに、結婚を承諾していただくための「あいさつ」に行かれたのか、ということです。 

 お父様やお母様にしてみれば、大切なお嬢様との交際を、4年間も秘密にしていたことに対して、彼への不信感とともに、娘にも裏切られたような“釈然としない思い”があるのではないでしょうか。

 

 そのことに対して、ちゃんと彼氏とあなた様は、ご両親に対して、礼を尽くしてお詫びをしなければなりません。

 

 それは、これから彼氏とご両親とは、生涯にわたって親子の関係を結ぶわけですから、心に何のわだかまりもないようにした上で、正式にご両親に対して結婚の許可を頂きに伺う、というのが筋道というものです。

 

 もし、そのような大切なことを、蔑(ないがし)ろにしているのであれば、ご両親は、そのような結婚を許可しないのは、しっかりとした社会生活をいとなんでいるご家庭では、当たり前のことだと言わなければなりません。

 

 結婚とは、表面的に見れば当人同士の結びつきだけのように思われますが、そのような浅い関係ではなく、その背後には、家系と家系、先祖と先祖との深いご縁あればこそ、あなた様と彼氏とが出合い、そして結ばれようとしているのです。

 ですから、ご両親に悦んでいただくことは、ご先祖に悦んでいただくことでもあるのです。

 いずれにしても、結婚にまで至るようなご縁は、ご先祖のお導きがあればこそ、4年間にもわたる長いお付き合いと、彼氏から結婚の申し込みまで頂くことができたのだと思われますので、先ずは、ちゃんと手順を踏んで、先方のご両親に同伴していただくなどして、正式に御挨拶をすることが最も肝要なことかと思われます。

 また、あなた様の実家の跡継ぎの問題ですが、私の知り合いのご家庭の事例では、長男が生まれたら嫁ぎ先の跡取りとなり、二男または三男が産まれたら、成人した後にご実家の姓を受け継いで跡取りとなり、それぞれの家系を継いで幸せに暮らしている方たちもおりますので、事前に双方のご両親と話し合った上で決めておかれるとよろしいでしょう。

 また、お墓や先祖供養のことについては、ご心配ありません。

 嫁いだ後は毎月、最低一回は双方のご先祖のお墓に詣でて、夫婦でお参りをすること。そして、毎朝ご仏壇の前で、両家のご先祖を招霊して『甘露の法雨』を読誦してご先祖の供養をすればよろしいでしょう。

 ご家庭での先祖供養のやり方については、生長の家を信仰しているお母様にお尋ねください。

 このようなことを続けていれば、ご先祖の導きによって、双方の家にとって最良の跡取りが授かることでしょう。

 これに加え、あなた様も今回の結婚に際しての誠意を、ご両親に示すためにも、さっそく今日から自宅の仏壇の前で、お母様とご一緒でもかまいませんので、『甘露の法雨』を読誦して、ご先祖のご加護とお導きをお願いするとよろしいでしょう。

 最後に、あなた様は決して「冷たい女」などではありません。ご両親のこと、そしてご先祖のことを想えばこそ、このような相談のメールを寄せられているわけですから、あなた様の心の内には、周りの人たちへの深い思い遣りと“愛”があふれているのです。

“愛”とは、即ち“神”ということにほかなりません。

 そのことの事実をご自身で認め、内なる“愛”を褒め称えてください。「私の内には無限の“愛”があふれていればこそ、彼のことを愛し、両親のことを愛していたのだ」と。

 また必要でしたら、この返信をご両親にご覧に入れてもかまいません。

 以上のアドバイスを参考に、彼ともよく話し合いながら、あなた様が「善かれ」と思うことを、どんどん実行してください。必ず、周りの全ての方々が悦び、そして皆が満足する道が開けてきます。

 

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【礼 状】

 交際を黙っていたのは、母親にだけです。
 父と彼は、帰りに送ってもらったところに偶然会ったので紹介しています。
 父と母は不仲なので、自分だけが知らされていなかったことが、母にはショックだったのだと思います。それは悪いことをしてしまったと、反省しています。

 父の意見としては、自分は人柄がよければいいが、お母さんが反対だから・・・と、母のせいにして、そのことが、さらに母からすれば不満なようです。

 彼が正式に挨拶に来たかということですが、まだ来ていません。彼は「挨拶したい」と言ってくれていて、私も会ってほしいことを母に伝えたのですが、母は「会わずしてもわかる」というのです。彼を無理やり家に連れてくることも考えましたが、母はそのようなやり方が嫌いな人なのでできません。

 私も非常に落ち込んでいましたが、今回相談させていただき、先生のお言葉に大変救われ、もう大丈夫!! という気持ちが少し持てるようになりました。

母に分かってもらえるよう、頑張ります。

ありがとうございます。

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2012年3月24日 (土)

小学校卒業式でのPTA会長挨拶(2012年3月22日)

 去る3月22日、地元小学校で卒業式が挙行されました。

 

 今回は、私が小学校のPTA会長を拝命して三回目の卒業式です。

 

 わが家では今年、長女が高校を卒業し、次女が中学を卒業し、長男が小学校を卒業しました。

 

 4月からは、それぞれがまた、上の学校へと入学します。

 

 私が卒業式の当日にスピーチした「会長あいさつ」の様子を、下書きとその場でひらめいたアドリブでの話なども交えながら再現してみました。

 

 

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  卒業生の皆さん、本日はご卒業おめでとうございます。

 

 また、保護者の皆様、お子様たちの門出となる今日の佳き日を、心よりお祝い申し上げます。おめでとうございます。

 そして本校の先生方、今日まで子供たちをご指導くださり、本当にありがとうございました。心より感謝しております。

 

 

 さて、今朝の入場から、卒業生の皆さんの様子をずっと拝見していて、つくづく皆さんはそれぞれの家庭にとって、掛け替えのない大切な宝であり、そして地域の宝であり、ひいては国の宝だなあと、そんなことをしみじみ思いながら、皆さんが卒業証書を受け取る姿を拝見していました。

 

 皆さんは、将来「こんな仕事をしてみたいなぁ」とか、「こんな人になりたいなぁ」と、憧れている職業や人物などがあるかと思います。まだ、それが見つからない人も、中にはいるかもしれません。先ほど、校長先生が、「夢を追い続けることの大切さ」についてお話しくださいましたが、今日は卒業生の皆さんに、皆さんの夢を実現するために大切な、「読書」について、少しだけお話したいと思います。

 

 読書というと、退屈に聞こえたり、めんどくさく思う方もいるかもしれませんが、これから皆さんが人生の中で、大きな「夢」を描いて、それを実現していくためには、「読書」は信じられないほど、皆さんにとって大きなチカラとなります。

 

 なぜかと云えば、皆さんの夢を実現するのは、お金でもなければ、学校の成績の良さで叶えるのでもありません。

 

「夢」を叶えるために大切なのは、それは、皆さんの「夢を描くチカラ」ではないかと思います。これをビジョンと言い換えてもいいかもしれません。

 

「夢」を描き、持ち続け、そして人生に具体的に実現してゆく、その“夢のチカラ”を養い、育て、培うのが「読書」です。

 

 たとえば、ドラえもんに「どこでもドア」というのがありますが、あれと「読書」とは、実はうり二つのようによく似ています。

 

 ドアを開くだけで、時間や空間を超えて、自分が行きたい世界に自由に行くことができるというのは、あれは本の役割と、本当によく似ているのです。

 

 本を開くだけで、私たちは三千年前の哲学者にも会うことができますし、世界的な冒険家にも会いに行くことができます。また、今は亡き歴史上のさまざまな人たちとも、彼らの残した言葉を通してコンタクトをとることができます。

 

 これはテレビやゲームで経験する世界とは、ずいぶん異なる体験です。なぜなら、読書というのは、それを書いた人の心と、ダイレクトに繋がることができるからです。

 

 

 ある脳科学者は、「私たちは読んだ本の高さだけ、世界を広く見通すことができる」と語っています。

 

 皆さんが毎日の生活の中で、5分や10分といった細切れの時間を使って、5ページでも10ページでも本を読んでみてください。おトイレの中や、眠れないとき、布団の中でもかまいません。一週間もあれば充分に一冊を読むことができます。

 

 すると一カ月で4、5冊、一年で50冊、10年20年経てば千冊以上の本を読むことになるでしょう。

 

 このような読書の経験を通して、世界の第一級の人たちの智慧や人間性や考え方に触れることができれば、その経験が、皆さんの人生をどれほど彩り豊かにして、発想を柔軟にして、皆さんの夢の実現を、大きく後押ししてくれることでしょう。

 

 たとえば、なにかに行き詰まり深く落ち込んでしまったとき、あるいは何処にも出口がないような迷路に入ってしまうようなことは、長い人生の中で何度か出くわすものです。まして、落ち込むようなことは日常のように度々あることでしょう。

 

 そんなときこそ、「どこでもドア」を開いてみてください。「どこでもドア」は、いつでも皆さんがやって来るのを待っていますから。そして本を開いて、そこに書かれた言葉の中を、泳ぎ回ってみてください。

 

 かならず、心にガツンと響くコトバに、どこかで必ず出合うはずです。そうしたら、その響くところに向かって、ちょうどシャケがふるさとの川を遡るように、一所懸命に、そしてがむしゃらにオールを漕いでみてください。

 

 やがて、思いも掛けなかったところから道が開け、出口が見つかり、夜明けが訪れることでしょう。そして、知らないうちに大きく成長した自分を、そこに見出すことでしょう。

 

 皆さんが本という「どこでもドア」を開いて、過去と、現在と、未来とを自由に旅して学びながら、皆さんの「夢」にむかって大きく羽ばたいていかれることを、ここにいらっしゃる保護者の皆さまや、先生方と一緒に、いつまでも見守り、応援していきたいと思います。

 

 以上をもちまして、本校PTAを代表しての、私からのお祝いの言葉とさせていただきます。

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2011年4月27日 (水)

職業の選択について

 職業の選択についての質問をいただきました。

 

 皆さんのご参考のため、本人の許可をいただき公開させていただきます。

 

 以下が質問と回答です。

 

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【質問】

 

 現在の仕事について相談致します。よろしくお願い致します。

 

 私は現在、地元の旅行会社に勤めています。この業界でやりたい!という強い気持ちがあったのではありませんが前職の塾講師に行き詰まりを感じてハローワークで応募して採用となりました。

 

 今年で入社6年めとなりましたが、短期間でカウンター業務、営業そして現在の業務と様々な部署を経験しました。そして添乗では様々な地に行かせていただき、全く未経験の分野でしたが自分の世界を大いに広げてくれたと思います。そして昨年は国内旅行業務管理者という国家資格まで取ることができました。

 

 そして青年会では教区青年会委員長を務めさせて頂いておりました。仕事と生長の家の両輪で自分の世界を広げる悦びを体感できて、感謝しております。

 

 ところが…最近になって仕事に行き詰まりを感じるようになりました。前述のように自分の人生に於いてもまちがいなく貴重な時代(とき)ではありましたが、これからの人生設計を考えたとき、「私」としてこの世に生を受け、神の御心を表現することを考えたときに、旅行業界が自分の使命だろうか?ということを仕事しながら考えてしまいます。

 

 また、今回の震災でうちの会社も打撃を受け、厳しい状況にもなっております。

 

 営業にいたときは少しずつでもお客さんが増えてくることにやりがいがありましたが異動となったいま、気持ちに一区切り付きました。営業マンとしてバリバリ仕事している人を見て、「すごいな」とは思いますが、自分もあのようになりたいと必要以上に憧れることもなくなりました。上司からは時折『突っ込みが足りない』と指摘されることがあります。自分はどちらかというと前にガンガン出る性格ではないのですが、『本当に旅行業界でやっていきたいのか?』という気持ちが一因になっているのかもしれません。

 

 実は、私には密かに憧れている職業があります。教育カウンセラーです。大学は教育学部で教師になりたかったのではなく教育を学びたい! という思いだけでした。営業や添乗で学校と色々かかわって、子供たちの心に向き合いたいと思うようになったのも事実です。通信教育で資格取得の道があることもわかりました。具体的な職業はなかったのですが、教育というものへの憧れは奥深くに抱いておりました。

 また、私事ですが、今年になって父が他界しました。独身ですので今は母と二人暮らしですが、長男として自分がこれから支えていかなくてはという気持ちもあります。長くなってしまい申し訳ありません。繰り返しになりますが『大いに自分の世界を広げてくれた』という感謝の思いと『自分は何を持って神の御心を表現するのか?教育という分野はいかに?』という思いで揺れ動いているのが現状です。善きアドバイスを頂ければ幸いです。

 

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【回答】

 

 合掌、ありがとうございます。

 

 この度は「仕事についての相談」をお寄せくださり、ありがとうございました。

 

 ご質問の手紙が私の手元に回ってきましたので、お答えさせていただきます。

 

 長年の教区青年会でのお役目、本当にありがとうございました。

 

 さてご質問のことですが、「密かに憧れている職業」があるのでしたら、それは貴方の「内なる神」の“ささやき”にほかならないと思います。

 

 私たちの内部から湧いてくる切なる「願い」は、既に実相世界に成就していればこそ、「願い」や「憧れ」となって脳裏にひらめいてくるのです。

 

 その「内なる願い(神)」を実現することこそが、私たちがこの世に生まれてきた使命であり、目的であり、神の御心でもあります。

 

 ことに貴殿は、青年会活動を通してこれまで三正行を実践し、神想観を実修して来られたのですから、その「願い」は、ほぼ間違いなく、内なる神からの「汝、これを為せ!」との呼び掛けではないかと思います。

 

 また、現在のお仕事の方は、「異動となった今、気持ちに一区切りつきました」とのことですが、それは貴方の魂の偽らざる“想い”なのではないでしょうか。

 

 私からのアドバイスは、「内なる願い」の実現に向けて、黙々と取り組むべし。その願いは必ず実現し、多くの人のお役に立つことでしょう。

 

 以上です。

 

 分からないこと、疑問に思うことなどあれば、何なりとご質問ください。責任を持ってお答えします。

 

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 以上が回答でした。
 その後、礼状をいただきましたので、こちらも紹介させていただきます。

 

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【礼状】

 

 合掌ありがとうございます。

 

 このような場で力強いアドヴァイス頂きまして感謝、感謝です。

 

 人(特に多感なこどもたち)の心に入り込んで人生を、悩みを、悦びを共有する。
とみに憧憬(あこがれ)が深まっています。根底にあるのは生長の家の信仰に他なりません。

 

 今の旅行会社もかけがえのない体験を頂きました。時機が来るとするならば…
すべてが調和した形で次のステップに進みたいと思います。

 

 御心のままに。

 

 ありがとうございました。

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